ともやの映画大好きっ!

鑑賞した映画の感想やサウンドトラックなどの紹介、懸賞や日々の戯れ言などをのほほんと綴っていこうと思っています。

MOON CHILD

2006年07月18日 | 映画(ま行)
【2003年・日本】DVDで鑑賞(★★★☆☆)

ミュージシャンGacktが、自分の中に芽生えたイメージを映像として具象化した作品。
ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2003特別招待作品。

1999年12月31日。
あと数時間で新世紀を迎えようと世界中が沸き立つ中、繁華街の路地を警官に追われて逃げる中年男ルカ(豊川悦司)と青年ケイ(HYDE)。彼らは永遠に死ぬことの出来ない呪われた宿命を背負っていた。弱りきったルカはケイと海辺に向かい、唄を口ずさみながら太陽の光に晒されながら炎上していく。
2004年。
経済破綻により日本は崩壊。多くの日本人が移民となって海外へ流出した。
2014年。
アジアの一角にある小さな街・マレッパは、日本人をはじめ、母国を失った様々な人種の人々であふれていた。8歳になったばかりの少年ショウは、兄の信士や仲間のトシと一緒に万引きやかっぱらいをして生活しているストリート・チルドレン。そんなある日、廃墟の中でショウは倒れていたケイ(HYDE)と出会う。
2025年。
19歳になったショウ(Gackt)は、ケイやトシ(山本太郎)たちと一緒に、地元のマフィア組織の義心会を襲撃して大金をせしめようとしていた。ショウたちと時を同じくして、義心会に恨みを持つ青年・孫(ワン・リーホン)が事務所を襲撃。激しい銃撃戦の中で奇妙な友情に結ばれる。孫は義心会の連中に暴行を受けた妹のイーチェ(ゼニー・クォック)の復讐のため、ひとりで事務所を襲撃したのだった。イーチェは暴行を受けたショックで口がきけなくなっていたが、画家を目指し、公園に壁画を描く仕事をしていた。そんなイーチェにひとめ惚れしてしまうショウ。一方、イーチェはケイに恋をしてしまう。淡い三角関係を形作りながらも、ショウたちの輝ける季節が始まる。それは深い哀しみを背負って生きてきた彼らにとって、かつて味わった事のない幸福な日々だった。しかし、それも長くは続かなかった。イーチェの壁画の完成披露の日、義心会の殺し屋が復讐にやってきたのだ。ショウをかばって壮絶な最期を遂げるトシ。その時、ケイが呪われた力で殺し屋たちを惨殺していく。ケイの恐るべき姿を見て、愕然として立ち尽くす孫とイーチェ。やがてケイは、皆の前から姿を消してしまう。バラバラになってしまった仲間たちは…。




青春群像劇でありながら、GacktとHYDEのプロモーションビデオ。
浜辺で朝日に当たりながら燃え死んでいく豊川悦司は格好良かったなぁ。





モデルガンとか大好きなGacktだけに、こういうシーンも満載。
HYDEが投げたマガジンを、空中で装填してって場面はちょっとやりすぎ?
2人の演技は悪くないと思うんだけど、2人ともボソボソしゃべるんで、かなりボリュームを上げないと台詞が聞き取りづらいのがちょっと、ね。

でもそんなに嫌いじゃないですよ、こういう世界観。

監督は平野隆。


MOON CHILD

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MOON CHILD―鎮魂歌(レクイエム)篇

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