トランスモーファーリターンズ

2010年01月30日 | 映画（た行）

（原題：TRANSMORPHERS: FALL OF MAN）
【2009年・アメリカ】DVDで鑑賞（★★☆☆☆）

2007年「トランスモーファー」（原題：TRANSMORPHERS）
機械生命体に地上を占領され、地下へ追いやられた人類が再び地上を取り戻すための壮絶な戦いを描いたシリーズ前作。
今回は地球が機械生命体に侵略されるまでの前日譚を描いた、SFアクション映画。

カルフォルニア州東部サンバーナーディーノ郡にあるエドワーズ空軍基地で、謎の通信が傍受される。
カルフォルニア州北部カーン郡。外交官令嬢が車を運転中、ロボットに変形した携帯電話に額を打ち抜かれ死亡。その死亡記事に不審な点を抱いたをジョー・サマーズ博士（ジェニファー・ルービン）は、ハドリー保安官（ブルース・ボックスライトナー）の元を訪れる。
一方、ハドリー保安官の姪マディソン・ベル（アラナ・ディマリア）は、家のテレビが映らなくなったので修理を依頼する。やってきたのは戦争に赴いているはずの、マディソンの恋人ジェイク・V・ライバーグ（シェーン・ヴァン・ダイク）だった。ジェイクが庭にある衛星アンテナを調べにいくと、アンテナがロボットに変形。UAV=無人航空機の専門家であるジェイクは、異常事態が起きていると即時に判断、マディソンと共に叔父のハドリー保安官と合流する。こうしている間にも、ナビを搭載したSUV車が運転手を殺害。機械たちが人間に牙を向け始めた。NSA=国家安全保障局のエージェントたちと合流した一行は、最初に事件を起こした携帯電話を捕獲しエドワーズ空軍基地へ向かうが、トランスモーフした機械生命体の襲撃を受ける…。

原題を見るとわかるけど、正統派で正真正銘の続編。
まさかあの前作で続きを作るとは…。
しかも前日譚。
おそるべし、アメリカ（笑）。

ま、続編と言いながら、機械生命体以外の共通項はないので、これ単体で十分楽しめます。
せめて「１」の主人公ミッチェル大尉とか、アレクスタヴィッチ博士とか、女性アンドロイドの原型とか、前作を観ている人がニヤリとできるようなエピソードが欲しかったなぁ。

続編ともなると面白さも予算も半減するという、ある意味Ｂ級映画の王道ですか。

ジョー・サマーズ博士を演じたジェニファー・ルービンや、マディソンを演じたアラナ・ディマリアが可愛かったのが、せめてもの救い。

Transmorphers: Fall of Man (Transmorphers 2 - 2009)