(原題:CAPRICORN ONE)
【1977年・アメリカ】TVで鑑賞(★★★★☆)
世界初の有人火星探査機・カプリコン1号に関係する、国家的規模の陰謀を描くサスペンス映画。
人類初の有人火星探査宇宙船カプリコン1号が打ち上げが目前に迫っていた。宇宙飛行士ののブルーベーカー(ジェームズ・ブローリン)、ウイリス(サム・ウォーターストン)、ウォーカー(O・J・シンプソン)は搭乗準備を始めるが、発射数分前に突然船内から連れ出され、砂漠の真ん中にある古い基地へと連れて行かれてしまう。訳も分からずにいる3人。そこへ本計画の責任者であるケロウェイ博士(ハル・ホルブルック)が現れ、ある事実を3人に告げる。カプリコン1号の生命維持システムが故障したために有人飛行が不可能になったが、政治的な問題でこの国家的プロジェクトを失敗させることができない。なので、この古い基地に急遽火星のセットを作り上げ、火星に行ったという事実の捏造に加担しろと言う。3人は申し出を拒否するが、家族の安全を人質に取られ、やむなく承服することに。そしてこのスタジオで撮影された火星探査の様子などが世界的に報道されるようになる。その後NASAの職員が、映像が送られてきている場所がおかしいことに気づき始め、そのことを友人の新聞記者コールフィールド(エリオット・グールド)に相談する。しかし、そのNASAの友人が失踪し、コールフィールドは自宅を訪ねるが、そこには知らない女性が住んでおり、自分はずっと前からここに住んでいると言う。何かを感じたコールフィールドは、この一件に関して調査を始める。やがて、数ヶ月が過ぎ、衛星軌道からの脱出ロケットの落下地点に3人が何事も無かったように合流し、この大掛かりなペテンは幕を下りるハズだった。しかし、地球へ再突入する際に熱遮蔽板が破壊され、脱出ロケットは燃え尽きてしまう。その時点で宇宙飛行士たち3人は、この世に存在していてはいけない人間になってしまう。身の危険を感じた3人は基地を抜け出し逃亡を図るが、1人また1人と捕らえられていってしまう…。
鑑賞するのは3回目か4回目。
面白い作品は何度観ても面白いんですよね。
ま、古い作品なんでツッコミどころもあるんだけど、テンポよい展開で一気に見せてしまう手腕は凄いなぁ…と。
これは1969年に行われた「アポロ11号月面着陸の疑惑」の都市伝説が元ネタになっていることは言うまでもない話ですね。
今でもたまにTVで取り上げられたりしてますが、この話題は1969年からそういう噂が囁かれていたようですね。
国家が本気で隠蔽しようと思ったら、どのようなことが平然となされるのか?
かなりシリアスな物語ではあるんだけど、ともやにおけるO・J・シンプソンは「裸の銃を持つ男」のイメージが強いので、彼が出ているだけでついつい笑みが溢れてしまいます。
しかもO・J・シンプソン事件のこともあるので、この作品で彼が後に追われて捕まることを予見していたのね…なんて見方も(笑)。
ただ30年以上前の作品なんで、政府の追いつめ方とかすごい長閑なんですよね。
その辺の徹底した政府の冷酷さとか、この計画がペテンではないかと気づくキッカケとか、突き詰めるともっと面白くなる余白が非常に残されている作品でもあると思うのだな。
一応ハッピーエンドな終わり方をしてるが、こういう作品は「真実は闇に葬られる」的なアンハッピーエンドの方がゾクゾクして面白いよね。
どうせリメイクするならこういう作品をリメイクすればいいのにね。
実は2年ほど前に、この作品をリメイクするってニュースがあったんですよね。
「ジュラシック・パークIII」のピーター・バックマンが脚本を手掛け、「マックス・ペイン」「オーメン(2006年)」のジョン・ムーアが監督を担当。
その後の続報が無いところをみると、いろいろもめてるのかしらん?
監督・脚本はピーター・ハイアムズ。
■この作品の元ネタ? アポロ11号の月着陸疑惑についてはこちら
【1977年・アメリカ】TVで鑑賞(★★★★☆)
世界初の有人火星探査機・カプリコン1号に関係する、国家的規模の陰謀を描くサスペンス映画。
人類初の有人火星探査宇宙船カプリコン1号が打ち上げが目前に迫っていた。宇宙飛行士ののブルーベーカー(ジェームズ・ブローリン)、ウイリス(サム・ウォーターストン)、ウォーカー(O・J・シンプソン)は搭乗準備を始めるが、発射数分前に突然船内から連れ出され、砂漠の真ん中にある古い基地へと連れて行かれてしまう。訳も分からずにいる3人。そこへ本計画の責任者であるケロウェイ博士(ハル・ホルブルック)が現れ、ある事実を3人に告げる。カプリコン1号の生命維持システムが故障したために有人飛行が不可能になったが、政治的な問題でこの国家的プロジェクトを失敗させることができない。なので、この古い基地に急遽火星のセットを作り上げ、火星に行ったという事実の捏造に加担しろと言う。3人は申し出を拒否するが、家族の安全を人質に取られ、やむなく承服することに。そしてこのスタジオで撮影された火星探査の様子などが世界的に報道されるようになる。その後NASAの職員が、映像が送られてきている場所がおかしいことに気づき始め、そのことを友人の新聞記者コールフィールド(エリオット・グールド)に相談する。しかし、そのNASAの友人が失踪し、コールフィールドは自宅を訪ねるが、そこには知らない女性が住んでおり、自分はずっと前からここに住んでいると言う。何かを感じたコールフィールドは、この一件に関して調査を始める。やがて、数ヶ月が過ぎ、衛星軌道からの脱出ロケットの落下地点に3人が何事も無かったように合流し、この大掛かりなペテンは幕を下りるハズだった。しかし、地球へ再突入する際に熱遮蔽板が破壊され、脱出ロケットは燃え尽きてしまう。その時点で宇宙飛行士たち3人は、この世に存在していてはいけない人間になってしまう。身の危険を感じた3人は基地を抜け出し逃亡を図るが、1人また1人と捕らえられていってしまう…。
鑑賞するのは3回目か4回目。
面白い作品は何度観ても面白いんですよね。
ま、古い作品なんでツッコミどころもあるんだけど、テンポよい展開で一気に見せてしまう手腕は凄いなぁ…と。
これは1969年に行われた「アポロ11号月面着陸の疑惑」の都市伝説が元ネタになっていることは言うまでもない話ですね。
今でもたまにTVで取り上げられたりしてますが、この話題は1969年からそういう噂が囁かれていたようですね。
国家が本気で隠蔽しようと思ったら、どのようなことが平然となされるのか?
かなりシリアスな物語ではあるんだけど、ともやにおけるO・J・シンプソンは「裸の銃を持つ男」のイメージが強いので、彼が出ているだけでついつい笑みが溢れてしまいます。
しかもO・J・シンプソン事件のこともあるので、この作品で彼が後に追われて捕まることを予見していたのね…なんて見方も(笑)。
ただ30年以上前の作品なんで、政府の追いつめ方とかすごい長閑なんですよね。
その辺の徹底した政府の冷酷さとか、この計画がペテンではないかと気づくキッカケとか、突き詰めるともっと面白くなる余白が非常に残されている作品でもあると思うのだな。
一応ハッピーエンドな終わり方をしてるが、こういう作品は「真実は闇に葬られる」的なアンハッピーエンドの方がゾクゾクして面白いよね。
どうせリメイクするならこういう作品をリメイクすればいいのにね。
実は2年ほど前に、この作品をリメイクするってニュースがあったんですよね。
「ジュラシック・パークIII」のピーター・バックマンが脚本を手掛け、「マックス・ペイン」「オーメン(2006年)」のジョン・ムーアが監督を担当。
その後の続報が無いところをみると、いろいろもめてるのかしらん?
監督・脚本はピーター・ハイアムズ。
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■この作品の元ネタ? アポロ11号の月着陸疑惑についてはこちら
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この作品は、リアルタイムで劇場で観ました。なんとうか、物事を色んな角度から見ると、こんなにも違うんだということを判り始めた年齢だったので、とても心に刺さりました。ともや様の仰るように、これを今の時代に合ったリメイクをしたら、相当面白いでしょうにね。
こういう作品を観ることで、ともやの天の邪鬼な性格が作られたと言っても過言ではありませんねWW。
そのニュースは本当に真実を伝えているのか?
何かを隠すためのニュースではないのか?
…とかね(笑)。
>シップを張るのは普通です(笑)
えへへ。
素敵ですよね湿布って。
温かい布ですもんね。
そりゃ血行も良くなりますって。
何かこんな便利な物に手を出してしまうと、堕落していくような気がするんですよね(てへ)。