★ Tのゆるゆる日記 ★ 

人生どこへ向かうのか?
日々、感じたことを通してみえること。

心の中の言葉

2021-02-24 | 日記

子供の頃に口に出して言ってはいけないことを大人に教わる。

意地悪を言う

誰かを傷つけてしまうことを言う

文句を言う

汚い言葉を口にしてはいけないなど

そんなことを学びながら大きくなり

誰かの感情を察していくことも覚え、

自分自身でも口に出してはいけないことを感じていく。

 

けれども、本人がいなければ陰で言うことをし始め、

自分の正体が明らかにならないのなら

酷いことを平気で言うことをし始める。

善い人を演じ、自分でも善い人になりたくて

心の中で毒づいても口に出さなければいいと

感情を押さえていくかもしれない。

 

いつの間にか抑圧された鬱憤が心の中に残る。

 

小さな子供は、

その言葉が酷く誰かを傷つけるなんて考えてもいない。

感情を言葉で発しているだけだ。

大人はその言葉に意図を持っている。

 

もちろん、誰かを傷つけることは言わないほうがいい。

でも、もしかしたら口に出して言った方が

いいのかもしれないとも思う。

自分が直接面と向かって口に出して言うことで

相手の反応は瞬時に見て取れるし

自分自身の性格だって自分で把握できるかもしれない。

 

物事がもっと単純になるし・・・

自分自身が意地悪な性格を変えたくなれば

思いから変えていくことになる。

周りにとっても、どんな人か直ぐに分かるし

同じような考え方同士、直ぐに意気投合できるだろう。

 

現代では必要以上に善い人ぶる必要があるのかもしれない。

その言葉に意図を持たせるのはそう感じている人だ。

言葉には出さず近くもならず、

自然に避ける方が冷たい大人のやり方なのだろう。

人の感情も態度も複雑になる一方ではないか?

 

本当は心の中の毒を減らし

暖かいものを持つことができればいい。

口に出しても子供のように

大した意図がそこに含まれていない方がよほどいい。

大人のように口に出さなくても意図をもって

心の中で思っているほうが悪質だ。

 

全てを口に出すことが良いとはもちろん思わないけれど

自分を変えたいのなら抑え込むのではなく

自分自身を出していく方が早いのかも?

その分、痛みは伴う可能性はあるけれど・・・

 

心の中で思うこと、意図は何かが大事で

口に出すか出さないかという

表面的なことばかりに注目しないことだ。

 

 

 

 

 


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