よく「自分らしく」と言われたりするけれど
いったい自分らしいってなんだろう・・・?と思ったりする。
自分でさえ自分のことを分からないし
多少分かったとしても自分という人間は多面性なので
色々な面を使い分けているのが現状で分からないこともある。
何かの問題が起きたり、誰かに何か傷つけられるような
出来事があればその面はなるべく表面に
出さないようになったりもする。
自分らしいなんてないのかもしれない。
やはり外的要素が大きな要因を占めるのかも・・・
私も数年前とは違うだろう。
数年後もまた違うかもしれない。
周りの目を意識して
周りのうけのいい言動を意識していたら
自分らしさなんて無くなってしまいそうだ。
それとは逆に心をオープンに
自分も相手を受け入れる気持ちを発することは
よいエネルギーを出すのだろう。
でも、ただ子供の頃とは違って
何でも垂れ流すのは人間関係においてはトラブルになる。
いい大人になったからと言って
みんなが人間関係を上手にこなせる訳ではない。
私も、あまり上手にこなしているとは言えない。
でも、少しづつ掴んできたことは
例えばちょっと変わっている自分でもいい
それも恐れることなく表現できること
周りを気にしすぎて心が萎縮していないか
そんなことも気にせずに済む自分の中の強さがあれば
それだけで少し自然の自分が見えてくるかもしれない。
自分が心地よくいるために
自分自身がまず、たくましくないといけない。
色々な経験をすると傷ついても
その後には少したくましくなる。
その繰り返しで「自分らしい」が見えてくるのかも・・・
それも、まるでブラインドの光を調節するかのように
上手に心のブラインドを調節して自分をどこまで出すのかを
調節することができるのかもしれない。
偽りも何も必要ない。
自分の出し方を調節するだけの違いだ。
「自分らしく」とはなかなか理解するまで
手こずるものなのかもしれない。