「遙かなる時空の中で4」コンプしました・・・!!
・・・・・・・・って、あれぇ・・・発売からまだ10日も経っていないのにぃ(苦笑)。
攻略順は
那岐→風早(1)→アシュヴィン→忍人→サザキ→遠夜→柊→布都彦→風早(2)→サブキャラ達
個人的にお気に入りは、当初予想通り、アシュヴィンv それから、風早でしょうか。後は、布都彦以外は同じくらい好き。ファンの方がいらっしゃったら申し訳ないけれど・・・ごめん、布都彦、心底どうでもいい・・・。見事にボケ担当(鉄の猪が!・・・タイプ)なのはオイシイけれど、武器も性格も見事に好みから外れてますわ・・・。ホント、すみません。お声、保志さんなのにねぇ。
さてさて。
個人的好みはまぁ後で熱く語るとして・・・ゲームそのものですが。
物足りないー。物足りないー。
なんだか、とっても、物足りないー。
・・・と、第一の負の感想は後で語るとして。
良かった点は、多々あります。
キャラは、先に述べたとおり、どのキャラも容姿や設定が魅力的ですし、声優さんが、これまでのイメージを完全に払拭させるような別イメージのキャラを演じておられるのが、新鮮でしたし。
背景のCGがすんごいキレイ! 自然豊かな舞台なんで、匂い立つような緑とか、透き通った水・水音が聞こえてきそうに流れる水とか。そんな自然の癒される風景が美しく描かれていました。とても眼福です。・・・ただ、ひとつひとつに力を入れすぎたせいかは分かりませんが、使い回しがほとんどで残念。
前作までは、CGの平面キャラ絵が前面に出て掛け合うだけでしたが、今回は、小さめの3Dキャラたちを背景に登場させて動かして、画面左右端にキャラ絵。私は、この効果、結構好きです。仲間たちの立ち位置とか、どのような動きなのかが良く分かり、かつ、アクション起こしているキャラが前面にいて。・・・最初見た時は、アンジェリークトロワで3Dは失敗してるハズなのになぁ、と、思ったけれど、わざとなのか、3Dキャラに力を入れすぎていないのか、3Dキャラは衣装や髪型などからどのキャラか分かる程度の大きさで、顔や表情まではあまり分からないような効果。3Dの8頭身超(10頭身くらい?)は正直、どうかと思うので、これくらいがベスト。
システムは、すこぶる良い。セーブロードもネオアン以来好評なセーブシステムを遙時にも取り入れた感じ。まぁ、Qロードがクイックではないですが、我慢できる程度。
他の感想は。
戦闘シーンはよりRPGに近づいたものの、所詮はネオロマ、って程度。悪くはないですよ。基本は、前作とほぼ同じ感じかな。
前作の章選択システムも今回ありですが・・・前作、人によっては激しく行ったり来たり、章が行動次第で消えたり変わったり。でないと攻略できなかったりしましたが、今回は、一度そのキャラルートに乗ると、いつでもそのキャラルートに行けるようになりました。章選択で保存されていて、選べるのです。・・・これって、攻略が楽になったって事・・・? 前回が難しすぎたから・・・? でも、私は、その難しさが良かったんだけど・・・。ちょっとがっかり。
と、さて。
先にぼやいていた物足りなさ。
何が物足りないのでしょう?
何かが。
強いて言えば、ストーリーが薄い。
強いて言えば、声が少ない。
強いて言えば、恋愛展開の盛り上がりがない。
強いて言えば、スチルが少ない。
強いて言えば、簡単すぎる。
・・・・そこら辺でしょうか。
面白い題材(神代の時代・・・というか、なんとなく卑弥呼的?)でありながら、ストーリーの先が読めすぎるというか、ありきたりというか。
ストーリーの盛り上がりがあまりないような感じ。
前作、ストーリーの先が気になってドキドキして、早く進めたい! と、思った気持ちが、今作は、イマイチ。・・・や、気になって、必死で進めはしましたけど・・・前作ほどではないというか。
声・・・びっくりするぐらい少ないような・・・。サブキャラの、声あり・なしもなんでー??って感じですし。攻略できるのに、声がないって・・・・・・制作会社の意図を感じまくりです。
恋愛展開、なんか、物足りない。物足りない。甘くしろとは言わない。甘すぎても気持ち悪い。ただ、盛り上がりは欲しい。恋するふたりの感情がぶつかったり、傷ついたり、でも、癒しあったり、慈しんだり・・・などなどの気持ちの絡まりが少ない気が・・・。
スチル、あっさり埋まりすぎ。もっと特定の選択肢や行動でないと出ないようなスチルがあっても良かったのでは? 大円団スチルとかも欲しかったかもー。まぁ、少ない分、絵柄はキレイでしたが。
簡単すぎる。
そう、簡単すぎる。手ごたえがない。
メモさえ読んでいれば攻略できる。・・・ちょっと、つまらない・・・。自力で攻略できすぎてしまう。難しくて「悔しいけど攻略サイトに頼らないと・・・!」っていうような事がまったくなかった・・・。あるいは、この難しい条件、自分で見つけたぜ! ・・・というつもりで、攻略サイトでレスできない。
あと、選択肢。
前作は、ちょっとした条件や、2周目プレイなんかで、新しい選択肢が増えたりしたものでしたが、今回はそれがあまりナイ気が。・・・ちょっとつまらないかなぁ。
製作元やシリーズものといった要素を除いて、単純にゲームを見た場合は、かなり良作。惹きつけられる、ハマる、といった魅力はイマイチだけれど、普通に面白い良作。
でも、制作会社やシリーズ(特に良すぎた前作)の事を思えば・・・駄、と、言い過ぎてしまいそうになるゲーム。
・・・・恐らく。恐らくですが。
このゲーム、続編を出す前提ですか?
前作が当たり、意外な脇キャラ(知盛)に人気が集まったため(だけではないとは思いますが)、そのキャラを後略できる追加ディスクが出たように、今作も、サブキャラにしては扱いの大きかったあの皇子あたりに人気が出るだろう事を製作サイドがなんとなく予想してますか?
恐らく、知盛に人気が出たのは、あまり意図していなかった事でしょうが。
今作は意図的にサブキャラに人気を集めさせるマネをしている気が。・・・私が、穿ちすぎなんでしょうか。
でも・・・声が少なかったり、恋愛が薄めだったりの穴埋め的に、当初から追加ディスクか続編、最初から計画している気がしますわ。これは気のせいではないような。
新たにフルボイスで発売!
・・・は、このメーカーの十八番となってますもんな(怒)。
多分、単なるフルボイスではなければ買いますが・・・キャラの魅力に負けて・・・くそぅ。
少し、期待ハズレです・・・。
まぁ、楽しくなくはないので(日本語変)、今からまったりとアシュヴィンルートをプレイする予定ですが。
キャラについて、ネタバレで語ります。
主人公:千尋。
好みです。髪を切ってからが、特に。
当初、一章あたりでは、展開がちょっとご都合主義というか、なんかイラッとする部分ありましたし、釈然としない背景がありますが・・・容姿も、女将的な部分も好きです。弓を引いている所とかね。・・・まぁ、前作主人公の女将ぶりよりは、守られている感が強くてどうかとは思うのですが。
あと、名前も色々微妙(苦笑)。私は、デフォルトの名前があったらそのままで進めたい人間ですし(あまり主人公に感情移入しない)、デフォルトの名前なら、声つきで読んで貰えるのは嬉しいのですが・・・この名前はホント、変えたい気分になりましたよ・・・。白龍が攻略対象じゃなくて、良かった・・・・ホント、良かった・・・。
風早。
那岐ルートで、なんとなく、正体を予想していました。・・・1~2で、黒麒麟らしきものは出てきていて、白欠番は、そのせいだったのですね(苦笑)。
黒麒麟は人型にはならなかったのかしらー。
風早は、お声は大好きなものの、あまり興味がわかないかな、と、思ったキャラなんですが、幼い主人公を葦原(地名忘れた)で抱っこしているシーンにキュンときて、2番目に後略しました。・・・ベストエンドではないものの。
アシュヴィン。
好みです。もろ。性格も容姿も衣装も生い立ちも、立絵のポーズも。政略結婚については、彼が敵国の皇子であるという時点で、予想していた事なんで意外性がなさすぎましたが・・・萌えました。色々妄想しました(笑)。
やっぱり、子供は2人以上ですよな。それぞれの国を継がさないといけないしー。うふふふふ・・・(妄想)。
サザキ。
最年長のワリには、子供っぽいというか、なんというか。天真爛漫的で好きは好きですよ。和みます。普段がそんな風なだけに、主人公との身分違いの恋の辛いストーリは、結構切なかったですわ。
那岐。
一番最初に、要領を得ないまま後略したので、最後がどうなったのかあまり覚えていませんが。彼の生い立ちはかなり重要な事実ですよなぁ・・・。他のキャラと違って、身分違い、って事はないですが。分からないのは、私が読み逃してただけかもしれませんが・・・どういう経緯で、那岐が千尋たちと現代に来たのか。もう一度プレイしてみようかなぁ。
布都彦。
や、前にも書いたけど、心からどうでもいい。風早の真のED見るために攻略しなければならなかったけれど、一番最後にとっておいたのは失敗。攻略するの苦痛だった・・・。この子、イタイんですもの・・・。真面目すぎて空周り・・・なんか、やだ・・・すみません・・・。
柊。
この時点で末裔? どうやって、平安時代まで子孫を繋いだんだろう(苦笑)。切ない系のストーリーでしたが、ハッピーエンドだったんで良かったですわ。この人のストーリーをして始めて、ちょっとしか出ていない姉上の事が分かるんですよな。
遠夜。
意外すぎる正体と言えるんでしょうか。ストーリーが違えば、メインの攻略キャラと言って良い設定では? 前世の恋人になるんですもんね。上目遣いがかわいいですわ。
忍人。
・・・・・・・・・・・・・・・泣。
や、メインストーリーの方で、生き延びるEDがあるかと思ったんですけどね・・・。破魂刀がラストバトル逆の刀(名前忘れ生○刀?)になったんで、大丈夫かと思ったのに。・・・この人こそ、追加ディスクか続編で救われないと・・・。まだ21歳なのにねぇ。
脇キャラは・・・まぁ、置いといて。
そうそう。
あと、このお話が、これまでのお話の始まりの物語みたいな売りのようですが・・・白龍&黒龍の性格が違いすぎません? なにかあったの?
ってか、始まりの物語のくせに、後の話へのつながりがあまり見えない気も。
・・・釈然としないわ。
各キャラ、目に見えない大きな裏設定を持っているものの、キャラ独自ルートに入らないと、その設定が生かされないんですよな。
メインストーリ(孤高の書)に絡みつつ・・・なら、もっとストーリーが楽しかったでしょうに。
・・・それも、面白くないと感じてしまう一因か。
・・・語りすぎました。久しぶりに沢山文章を打って疲れました・・・。
さて、機会があれば、また、感想を書くかも書かないかもですわ。
※下に愚痴日記あり。
拍手お礼はそちらで失礼します(^^;)。