サリンジャー『キャッチャー・イン・ザ・ライ』の新訳を果たした村上春樹が盟友柴田元幸と、その魅力・謎・真実の全てを語り明す。永遠の青春文学、J・D・サリンジャー『キャッチャー・イン・ザ・ライ』の新訳を果たした村上春樹が翻訳の「盟友」柴田元幸とともに、その魅力と真実、新訳の「目玉」、小説作法のあり方、さらには特異な作家サリンジャーその人まで、縦横に語り尽くす。ホールデンが語りかける「君」とは誰か?小説 . . . 本文を読む
だれでも一度はつまずく。失敗から何を学び、どう生かすか…。著名人42人が語る挫折・転機。それぞれの人生と人間力が浮かびあがる。人生の真ん中で、思い悩んでいるであろう若い人たちに力を与える一冊。『産経新聞』連載を単行本化。
各界の著名人失敗から学んだことがテーマですが、聞き手のあとがきにも書かれていましたが、イメージが悪くなるとか、そういう話をしたくない人もあり、成功談、自慢話になっているケースも . . . 本文を読む
家庭に不満はない。仕事もまあ順調である。でも、このままでいいのだろうか。男性の多くが感じるだろう漠然とした不安をぼくも抱いていた。そうだ、知らない町で、自分を見つめなおしてみよう。ぼくは、馴染みのない駅で降り、あるアパートの一室を“男の隠れ家”として借りることにした。仕事場と自宅、そして隠れ家を行き来する生活が始まった。笑えてしみじみ、北尾トロの真骨頂。
~北尾トロとして付き合うとき、僕はやは . . . 本文を読む
“おれわあいくぞう ドバドバだぞお…やって来ました「東日本なんでもケトばす会」ご一行。ドタバタ、ハチャメチャ、珍騒動の連日連夜。男だけのおもしろ世界。
潮騒の島、神島…三重県にあるあの三島由紀夫潮騒の舞台島の周囲約4㎞、人口1200人の島に、天幕をはり男ばっかりの東ケト会、探検隊ご一行さま到着…。
巨大な蚊の襲撃にあったり、島一周を試みて、潮に流されたり、海パン一丁のロッククライミング?野性味 . . . 本文を読む
低成長時代の今、働く者たちは生き方を変えなくてはいけない。「自分らしさ」を磨くことこそ、会社が求めていることであり、自立した生き方にもつながる。そのために必要なことは、まず帰宅。自分を見つけ、磨く術は、意外と身近なところにたくさんある。在宅をこよなく愛するリンボウ先生による、新しい日本人の生き方指南。 ビジネスマンの、会社一辺倒の生き方が変わった。大切なのは「自分らしく」いられるかどうか . . . 本文を読む
宮崎あおいという国民的ヒロインを生んだNHK大河ドラマ「篤姫」。「波乱万丈の人生だった」と自らの半生を語る同ドラマの脚本家・田渕久美子氏が命を吹き込むようにして作り上げたヒロイン像・篤姫は、「不自由な時代に自由に生きた」姿が多くの女性視聴者の心を掴みました。本作は、ドラマ「篤姫」生みの親・田渕さんが、自らの半生を振り返りながら現代女性たちに説く語り下ろしの「篤姫的生きかた指南書」「篤姫」脚本執筆に . . . 本文を読む
「裁判長!」の北尾トロ、本にまつわる謎をカラダをはって調査!「読書好きはモテるのか?」「処分された本の末路はどうなるのか?」「官能小説のタイトルは、誰がどのようにつけているのか?」本の謎、調べました!「読書好きはモテるのか?」「処分された本の末路はどうなるのか?」「官能小説のタイトルは、誰がどのようにつけているのか?」本好きなら誰しも気になる(!?)ギモンの数々を、「裁判長!」シリーズでも人気の北 . . . 本文を読む
司馬遼太郎の作品をもういちど読み直し、作品の原風景を歩く。「燃えよ剣」「竜馬がゆく」「国盗り物語」「功名が辻」の世界を訪ねるほか、第10回菜の花忌シンポジウムの記録を収録。『週刊朝日』連載をもとに再編集。
歴史物が苦手な私で、司馬さんの長編の小説を読んだことはありません。
テレビをそんなに見ない私は、大河ドラマも毎週見る習慣はなく、司馬さんといえば「街道をゆく」の気になる場所だけ読んだことがあ . . . 本文を読む
笑いあり、怒りあり、涙あり…法廷は、映画や小説、ワイドショーもぶっ飛ぶ人生劇場。これさえ読めば、もう裁判員制度もこわくない
裁判傍聴記「裁判長!ここは懲役4年でどうすか」待望の続篇はますます絶好調。男泣き大安売りの被告人に、キャラも十人十色の裁判官。嫉妬に狂った地味な女もキャバ嬢に騙された34歳の男も、法廷でそれぞれドラマを展開中。
今回は第22幕からなる、常にマスコミの話題性 . . . 本文を読む
そろそろ覚悟をきめなければならない。「覚悟」とはあきらめることであり、「明らかに究める」こと。希望でも、絶望でもなく、事実を真正面から受けとめることである。これから数十年は続くであろう下山の時代のなかで、国家にも、人の絆にも頼ることなく、人はどのように自分の人生と向き合えばいいのか。たとえこの先が地獄であっても、だれもが生き生きした人生を歩めるように、人間存在の根底から語られる全七章。
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知的好奇心に満ちあふれた思考の旅あるときは故郷・出雲にはぐくまれた「母語」をみつめ、またあるときは言葉のイカダを組んで大海へとこぎ出す。戒名に心を奪われつつ、「さよなら」に別れを告げる一方で、共同翻訳の顛末を振り返る。若者と向き合い、その刺激をたっぷりと浴びながら、柳田国男や木下順二、宮沢賢治の遺した「言葉」に思いを馳せる毎日。
長谷川摂子さんは絵本「おっきょちゃんとかっぱ」が . . . 本文を読む
未来に残したい文学遺産を紹介するラジオ番組、『Panasonic Melodious Library』TOKYO FM収録の書籍化人間が虫になることより、さらに不気味な不条理を描いている『変身』(カフカ)、言葉ではできないことを言葉で書いた『風の歌を聴け』(村上春樹)、生産性のない、無目的な旅が持つ自由を綴る『阿房列車』(内田百けん)、「自分のために詠まれたのでは」と思える歌が必ずある『万葉集』& . . . 本文を読む
身近で小さないざこざから、窃盗・サギ・殺人にいたるまで―。法廷を覗けば、どんな事件にも人間ならではの底知れぬドラマがある。「裁判なんて、カンケーないよ」というきみを、スリリングでエキサイティングな傍聴の世界へご招待しよう。中学生以上。
第1法廷~窃盗事件
第2法廷~強制わいせつ
第3法廷~離婚裁判
第4法廷~サギ事件
第5法廷~強盗事件
第6法廷~殺人事件
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裁判長が制してもぼくの興奮は抑えられない。 裁判員制度を語る前にナマの法廷に足を!
ワイドショーも小説もぶっとぶほどリアルで面白いのがナマの裁判だ。しかもタダで誰でも傍聴できる。殺人、DV、詐欺、強姦、強盗、覚醒剤…。。突っ込みどころ満載の弁明や、外見からは想像できない性癖、傍聴席の女子高生にハッスルする裁判官。
東京地裁で繰り広げられるドロドロの人生ドラマから、実際に傍聴した著者が印象深か . . . 本文を読む
「ウィークエンドは、解脱しよ」修行すれば、幸せになれるのではないか。そんな野望を胸に、ベストセラー『ダーリンは外国人』の著者が挑んだ写経・座禅・滝・断食・お遍路・内観etc.書き下ろしエッセイ漫画。 著者の体験ルポ。
普段は穏やかに暮らしているけれど、たまに、嫌なことや辛いこともふっとわく。
そうすると仕事も手につかないし、いい年してぐずるし、やさぐれて寝てしまう。
「なん . . . 本文を読む