癒しの庭Ⅲ

集おう癒しの庭へ

プロの庭師は将来を見ている

2012年06月21日 | ガーデニング

                    

先日のプロの庭師さんのお仕事で

とても感心したことがありました。



滝の上の枝垂れモミジの

芯を立てて下さったときのことですが


その立てた芯をよく見ると

芯は1本で良いはずなのに

2~3本は立っています。


どうしてですかと、お聞きしたら

「保険だよ!」とのことです。

もし、1本だけ芯を立てていたら

雪などで折れてしまったらもとに戻ってしまいます。


こうして数本立てていたら1本折れても代わりがあります。

加えて、数本同時に立てていた方が丈夫です。

プロの庭師さんは常に

先々のことを考えて仕事をしておられます。


我が家の枝垂れ桜(シダレザクラ)です。


 

プロの庭師さんは低いところから出ている枝も

それより遥かに高いところにある枝も

さらにその上にある枝も

抜いてしまいました。

今まではこの枝に花が咲いていたのです。


そして、枝先は外に広がるように切っています。


プロの庭師さんの一言

「枝垂れものは、高いところから枝垂れさせなければだめだ」、と


その通りです

お陰様で、これからは高いところの枝が伸びて

2ランクも3ランクもアップした

見事な枝垂れ桜を見ることができます。


私がこれまでに見た最高の枝垂れ桜は



 平泉毛越寺の枝垂れ桜です。

2位、3位は、

角館武家屋敷街でしょうか、弘前のお城でしょうか


 

 

いずれにせよ

プロの庭師さんが、枝垂れる枝が長くなるよう

上手に剪定を続けていたのです。

 プロの庭師さんの先々を考えることや

確かな技術を身につけていこうと思います


 


 

 以前に、わが家の宝石と紹介したアストランチャ

わが家の庭には少しずつ色の違う3株がありました。

とても得をしたような気分です 

  

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