昨夕はいつも行く図書館の歓送迎会でした。
史談会と読書会の合同の会で、15名が参加、それぞれから半々ほどの人数が参加していました。私は史談会の理事で今年初めて出席しました。
読書会の人たちは啄木のあの作品を私はこう思うんだけど・・・と、史談会の人は藩境のあの場所はまだ歩ける状態だから行ってみよう・・・など、両者の会話はかみ合いませんでした。
新任の図書館長さんは、史談会と読書会の両方の事務局さんです。
歴史の話の方が好きでした。湯瀬にお住まいの方で湯瀬温泉の歴史をしっかりと私に教えて下さいました。 良かった! 良かった!
ということで、今日は「姫の湯ホテル」へでかけまました。
今朝、NOBUさんから電話、「今日はどこにも出かけないの」との質問です。
外は雨降り、やはりご期待に応えた方が良いと、例の「北東北・日帰り温泉」を持って出かけました。
「姫の湯ホテル」は、最近ノロウイルスで営業停止、営業を再開したのですが営業不振の噂が聞こえることもあって、行ってみたいと思っていました。
行ってみると、一団体が入っていましたが、他には居ないようで、広いお風呂も私一人でゆっくりと入りました。
改めて成分表をみると、 アルカリ性単純温泉 PH 9.2 残留成分濃度 620mg となかなかのデータです。
この温泉の欠点は、塩素消毒をしていることです。大きな浴室全体に塩素の臭いがします。それで、ここの温泉は嫌い(高く評価しない)だったのですが、今日この温泉の上手な入り方をみつけました。
たいていの大きな天然温泉のホテルには、源泉かけ流し(加水なし)で、加温・循環、塩素投入をしている所が多いのです。
こうしたホテルでは露天風呂に入るのがGOODです。
露天風呂だと塩素の臭いはほとんどしません。
そして沸かしているので露天風呂の温度もしっかりと高いのです。本物の源泉かけ流しの温泉では、露天風呂はぬるいのが普通です。
少なくても姫の湯ホテルは露天風呂が快適、塩素臭もなくアルカリ泉のつるつる感もゆっくりと楽しむことができます。
ここの青春クラブの会員(我が家は4名)は、第1・3月曜日は無料で入浴できます。これからは大いに楽しみたいと思います・・・!
ホテルの中を良く見ると、ホテルの中が以前と随分違っています。
お風呂場の入り口に消毒液が置いています。右が消毒用アルコールで、左が塩素系の消毒液だそうで、入浴前に手を消毒して下さいと書いています。
こんな温泉は見たことがありません。
お風呂担当の方に聞いてみると、ロウイルス対策だそうです。
私がこのホテルで一番好きな所がここですが、ここも 変わっています。
この大きな炉には、いつも炭火が入っていてこの大きな鉄瓶のお湯がチンチン沸いていて、そのお湯で自由にお茶が飲めたのです。今は炉には蓋がされ、お湯の入ったポットが置いてあります。
いつもは私がおかあさんにお茶を入れてあげていたのですが、今日はおかあさんから入れて貰いました。
何十年も続いた伝統が、あのノロウイルスの為に無くなってしまったのです。
お風呂場の前に置いていたお水もこちらに移ってしまいました。夕方6時以降はお風呂場には職員が居なくなるということがその理由のようです。
以前は氷の入ったお水に、さらに生のレモンが半分に切ってたくさん入っていたのですが、それも無くなっています。生ものはやはり×なのでしょうか。
そして、一番変わったのはホテル内の従業員です。フロントの方も、お風呂場担当の方も、顔ぶれが変わっています。
ホテルの中の飾りものも随分変わっています。
写真に撮りきれないほどにたくさんの飾りが増えています。
飾れる人が、入ったのです。
こんな飾りが出来る人には、是非にもお目にかかりたいものです。
私の勘では、ノロウイルスの後、3ヶ月近くたっているので、もしかすると経営者が変わっているかもしてません。
従業員の方に「経営者が代わったのですか」と聞いたら、「代わったとも代わらない」とも言わず言葉を濁していました。
社長さんも、先代の社長さんも面識があります。青春クラブの催し物の時は社長さんと親しく話をさせて頂きました。今日は社長さんの姿を見ることが出来ませんでしたが、社長さんは代わらず、他のホテルの系列に入ったのではないかと、思ってしまいました。
新たな従業員の雰囲気、マナーが以前と違うのです。
新しい従業員は、以前よりよくお客さんに話しかけ、以前とは違う教育を受けている感じがしたからです。
今度お邪魔した時に、社長さんにお会いしたら、できたら、色々お話を聞いてみようと思います。
ノロウイルスとは(厚生労働省HPより)
今日のTVニュースで、市内の皇室の方もお泊まりになった大きなホテルで、またもや高校生と先生の25人がノロウイルスに感染し、そのホテルは自主休業を始めた、ということを報じました。
ノロウイルスはホテルを変えます。
ノロウイルスは怖いです