銀右衛門文庫の経済動向

昨今の経済動向をピックアップします



勧誘や営利目的ではありません
あくまで個人の趣向の範囲とご理解下さい

1月13日

2014-02-13 | 経済動向
東京市場は小動きとなりそうだ。日経平均株価の予想レンジは14700円-14900円。米国市場は特に目立った話題がなく、指数は高安まちまちとなっている。手がかり材料に乏しい中で国内に目を向けると、昨日引け後に発表されたソフトバンクの決算に対する評価が最大の注目点となりそうだ。3Q時点での過去最高益を更新したものの、好業績は想定内との見方が多い。M&Aや次の戦略についての言及がなかったことで出尽くしと受け止められれば、指数の寄与度が大きいだけに相場全体へネガティブな影響を与えるだろう。決算発表では13時半の大塚HD(4578)、14時半の住友不(8830)などが注目される。

12日のNY株式相場はまちまち。手掛かり材料難のなか、中盤以降は利益確定売りが優勢となった。ダウ平均は前営業日比30.83ドル安の15963.94ドルで終了した。 NASDAQは前営業日比10.24ポイント高の4201.29ポイント、S&P500は前営業日比0.49ポイント安の1819.26ポイントで終了した。 円建てのCME225先物は先週末の大証日中終値と比べ10円高の14780円、ドル建ては40円高の14810円で終えた。

2月12日

2014-02-12 | 経済動向
東京市場は買い優勢の展開となりそうだ。日経平均株価の予想レンジは14700円-15000円。イエレンFRB議長の議会証言で現行の低金利政策を継続することが確認され、波乱なくイベントを通過したことによる安心感から米ダウ平均は今年最大の上げ幅を記録。この流れを受けて朝方の東京市場は強含みの推移が想定される。日本株ADRも総じて高く、特にソニーやメガバンクの上昇が目立つ。寄り付き前に発表される12月機械受注が市場予想を上回るようであれば、買いに弾みが付き日経平均は15000円を回復も視野に入りそうだ。決算発表では12時の千代建(6366)、13時の清水建設(1803)、13時半の大林組(1802)、鹿島(1812)、ヤマハ発(7272)などが注目される。

11日のNY株式相場は大幅続伸。米連邦準備理事会(FRB)議長が議会証言で現行の低金利政策を継続するスタンスを示したことや、債務上限引き上げ問題を巡って債務不履行のリスクが回避される可能性が高まったことが好感された。ダウ平均は前営業日比192.98ドル高の15994.77ドルで終了した。 NASDAQは前営業日比42.87ポイント高の4191.05ポイント、S&P500は前営業日比19.91ポイント高の1819.75ポイントで終了した。 円建てのCME225先物は先週末の大証日中終値と比べ155円高の14885円、ドル建ては175円高の14905円で終えた。

2月4日

2014-02-04 | 経済動向
東京市場は大幅調整を強いられそうだ。

日経平均株価の予想レンジは14100円-14400円。

経済指標の悪化で米株市場が大幅安となっているほか、欧州市場も軒並み下落。世界的な株安の流れに加え、為替相場はドル円が約2カ月半ぶりに100円台に突入しており、東京市場の寄り付きは、CME225先物の清算値(円建て14140円)にサヤ寄せする形で軟調な動きとなるだろう。軟調な地合いの中で業績を中心とした個別材料物色が想定されるが、業績発表では前日発表に特に目立った銘柄はなく、本日発表では12時の住友商(8053)、13時の富士重(7270)、伊藤忠(8001)、三菱商(8058)、13時30分の神戸鋼(5406)などの動きが注目される。

3日のNY株式相場は大幅続落。リスク回避ムードが根強い中、米1月ISM製造業景況指数が市場予想を下回ったことが嫌気され、世界的な景気減速懸念が売り圧力を強める結果となった。ダウ平均は前営業日比326.05ドル安の15372.80ドルで取引を終えた。 NASDAQは前営業日比106.92ポイント安の3996.96ポイントと昨年12月12日以来の4000ポイント割れ。S&P500は前営業日比40.70ポイント安の1741.89ポイントで終了した。 円建てのCME225先物は先週末の大証日中終値と比べ420円安の14140円、ドル建ては400円安の14160円で終えた。