銀右衛門文庫の経済動向

昨今の経済動向をピックアップします



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2月4日

2014-02-04 | 経済動向
東京市場は大幅調整を強いられそうだ。

日経平均株価の予想レンジは14100円-14400円。

経済指標の悪化で米株市場が大幅安となっているほか、欧州市場も軒並み下落。世界的な株安の流れに加え、為替相場はドル円が約2カ月半ぶりに100円台に突入しており、東京市場の寄り付きは、CME225先物の清算値(円建て14140円)にサヤ寄せする形で軟調な動きとなるだろう。軟調な地合いの中で業績を中心とした個別材料物色が想定されるが、業績発表では前日発表に特に目立った銘柄はなく、本日発表では12時の住友商(8053)、13時の富士重(7270)、伊藤忠(8001)、三菱商(8058)、13時30分の神戸鋼(5406)などの動きが注目される。

3日のNY株式相場は大幅続落。リスク回避ムードが根強い中、米1月ISM製造業景況指数が市場予想を下回ったことが嫌気され、世界的な景気減速懸念が売り圧力を強める結果となった。ダウ平均は前営業日比326.05ドル安の15372.80ドルで取引を終えた。 NASDAQは前営業日比106.92ポイント安の3996.96ポイントと昨年12月12日以来の4000ポイント割れ。S&P500は前営業日比40.70ポイント安の1741.89ポイントで終了した。 円建てのCME225先物は先週末の大証日中終値と比べ420円安の14140円、ドル建ては400円安の14160円で終えた。