銀右衛門文庫の経済動向

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2月12日

2014-02-12 | 経済動向
東京市場は買い優勢の展開となりそうだ。日経平均株価の予想レンジは14700円-15000円。イエレンFRB議長の議会証言で現行の低金利政策を継続することが確認され、波乱なくイベントを通過したことによる安心感から米ダウ平均は今年最大の上げ幅を記録。この流れを受けて朝方の東京市場は強含みの推移が想定される。日本株ADRも総じて高く、特にソニーやメガバンクの上昇が目立つ。寄り付き前に発表される12月機械受注が市場予想を上回るようであれば、買いに弾みが付き日経平均は15000円を回復も視野に入りそうだ。決算発表では12時の千代建(6366)、13時の清水建設(1803)、13時半の大林組(1802)、鹿島(1812)、ヤマハ発(7272)などが注目される。

11日のNY株式相場は大幅続伸。米連邦準備理事会(FRB)議長が議会証言で現行の低金利政策を継続するスタンスを示したことや、債務上限引き上げ問題を巡って債務不履行のリスクが回避される可能性が高まったことが好感された。ダウ平均は前営業日比192.98ドル高の15994.77ドルで終了した。 NASDAQは前営業日比42.87ポイント高の4191.05ポイント、S&P500は前営業日比19.91ポイント高の1819.75ポイントで終了した。 円建てのCME225先物は先週末の大証日中終値と比べ155円高の14885円、ドル建ては175円高の14905円で終えた。