銀右衛門文庫の経済動向

昨今の経済動向をピックアップします



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11月13日

2013-11-13 | 経済動向
東京市場はもみ合いが予想される。ドル円相場の1ドル100台が視野に入っており、為替にらみの先物売買に左右される公算が大きい。14日発表の国内7-9月期GDPやその夜に開催されるイエレン次期FRB議長の公聴会などを前に手控えムードはあるが、地合い好転を背景に選別しながらも主力株への買いは続きそうだ。寄り前に発表される9月機械受注や上海総合指数の動向にも影響を受けるだろう。

日経平均株価の予想レンジは14520円-14640円。

25日線(14333円)の強気転換を背景に10/30の戻り高値(14502円)を更新した。11/14-18に向け、7/19高値(14953円)を起点としたほぼ水平の上値抵抗線(14750円~14800円)あたりまで上値余地が広がった。週足では13週移動平均線をサポートに上値を伸ばす反面、依然として26週移動平均線の下落は続く。26週前の応答日株価が来週から下げに転じるため、26週移動平均線が下げ止まり、上向きに転じやすいタイミングに次第に移ってくる。そのタイミングで、現在のもち合いを上放れることができるかが焦点となる。

 12日のダウ平均は前日比32.43ドル安の15750.67ドルで終了。連日で史上最高値を更新した反動による利益確定売りに押された。
 NASDAQは前日比0.13ポイント高、S&P500は4.20ポイント安で終了。円建てのCME225先物は昨日の大証日中終値と比べ55円高の14605円、ドル建ては70円高の14620円で終えた。