東京市場はもみ合いか。欧州株は下落し米国株はまちまちの動き。米9月ISM製造業景況指数の弱い結果が市場の重しとなったが、全体的には米雇用統計を前に方向感に乏しい展開となった。円建てのCME225先物は大証日中終値と比べ60円安の17630円、ドル建ては25円高の17715円で取引を終えた。全体的には日本株も米雇用統計を控え動きづらい展開が予想されるが、寄り前に発表される9月日銀短観「企業の物価見通し」を受け、来週の日銀金融政策決定会合での追加金融緩和期待が一段と高まるようであれば、上を試す展開もあり得る。足元動きを強めている金融や不動産などリフレ関連銘柄の動向が鍵を握りそうだ。日経平均の予想レンジは17500円-17850円。