赤い水性の部屋

あくまでも赤い水性個人のページですので、吹奏楽とは関係ない内容もあります。みなさんのコメントをお待ちしています。

光組より

2007年12月20日 | Weblog
今日は、クリスマスの曲錬があったし、生徒会の関係で途中で理科室に移動したりあったために、うまく時間配分ができませんでした。
アンサンブルの方は、自分自身満足のいった演奏ができないので、なかなか先に進めません。
全体では、まず基礎。何度も積み重ねて練習していたユニゾンは大分上達しているんじゃないのかな?と思います。同じグループの人の顔を見て、しっかり体と息で合図をするように心がけています。
あと、全体的に無表情で、固まった状態で演奏している生徒が多いので、そういう面もしっかりしていけば、21人の全体合奏でも合奏というのを自覚してくれるんじゃないかな?と思います。
一方演奏面では、やっぱりなかなか進歩できていません。まず、音楽知識から始めないと、色々止まったりしてしまいます。音程も悪くても平気で演奏してしまっているので…。
あと、音符・自分の譜面が読めない生徒がいるので、まずそういった基本的な部分でも止まってしまいます。
なので、もう本番まで半分期間を切ってしまいましたが、少しずつ徹底して、自分達の満足のいく演奏に届くように努力していきます。

知識も技能も気持ちも態度も・・・みんなで育てよう。

全国発売

2007年12月16日 | Weblog
 ジョニ黒で、十分美味いと思うのだけれど・・・ハイランドラプソディ(J.ヴァンデルロースト)の練習が始まったらマッカランだね。
 中学生も見るブログにこんなこと書くな←ジロ

 宣伝。ジャパンバンドクリニック2007が12月19日にCD発売!我らが第18期浜松市中学校選抜吹奏楽団の演奏も収録(私は出ていない、残念!!)されている。指揮者はTSUSSY大先生。我が社の前部長もCDジャケットに登場(ファンレター殺到やね←ジロ×2)し、同じ音楽無免許吹奏楽指導者の友人M2氏もバンドジャーナルとY社のカタログに登場している。私はその時もらった盾の保管場所に困って、仕方なく、自宅に置いているだけである。(別にいじけているわけじゃないよ、ホント、別にサ・・・どうせ・・・へん!←ジロ×3)

 何度もこのコーナーで書いているが、浜松で活動していると本当に恵まれていることが多い。それにおぼれることなく、それにふさわしい活動(我々は指導)をしなければいけない。まだここでは正式になけないが、2月には、更なるビックイベントがあり、奇跡的なチャンスを迎えようとしている。今から緊張しているよ。

アンサンブル

2007年12月07日 | Weblog
 やっぱり楽しいアンサンブル。下手なのはとても聞いていられないが、ある程度の力をつけると本当に楽しい。音楽の楽しさが凝縮されている。

 アーノルドの『木管五重奏のための3つのシャンティ』を演奏できる五重奏団が自分のバンドにあったらどんなにか楽しいことか・・・かっこいいよ~♪

ブームに弱い

2007年12月05日 | Weblog
 OECDのPISAテストとやらの結果が新聞他マスコミ報道で派手に流れている。教育関係者の端くれの私としても見逃すわけにはいかないニュースである。学力低下に関する社会問題、全国学力テスト、そして受験前の県学力調査など、タイミングが良すぎるため、結構大きな騒ぎになっている。
 ここで、学力論争をしても仕方がないので、それは置いておこう。日本人はどうも報道に弱いようである。新聞を見れば、誰だって、最近の学生は勉強しなくなり、学力が落ちているという情報を与えられているように思ってしまう。順位の落ちた日本のグラフまでついてくるのだから、無理もない。しかし、よく考えてほしい。この資料はどの程度普遍性があり、データとして信頼性があるのかを。

 世界の大国No.1がアメリカであることは誰もが認める事実(認める、認めたくないは別)であろう。そのアメリカは順位の中にまったく入っていない。G8(主要国首脳会議:アメリカ、イギリス、ドイツ、イタリア、カナダ、フランス、日本、ロシア)に参加している国のうち、ランクインしているのは日本とカナダだけである。フィンランドが1位だとか、教育が充実しているというが、どう考えてもフィンランドがアメリカに政治、経済、科学において勝っているとは思えない。ロケットを打ち上げ、宇宙開発をし、世界に軍艦、潜水艦を送り込み、心臓や脳の高度な医療の最先端がフィンランドや香港、エストニアやリヒテンシュタインになるとは到底思えないのだ。また、順位が下がっているというが、参加国が第一回から同じではない以上、コレを話題に出すのはおかしいし、納得するほうはもっとおかしい。
 中日コンクールは昔、某中学校の体育館の片隅で行われ、参加校は2校、1校が優勝でもう1校は準優勝であった。50回目の今年、4位だったとして、「順位が下がったから吹奏楽レベルが低下した!指導者の質の低下だ!コレは問題だ!」と騒ぐのと同じ(書いていてアホらしくなってきた・・・)である。

 平均点も同じである。二人がテストを受けたとしよう。一人が100点、一人が0点で平均点は50点である。これで、平均点について議論するのは意味がない。こういう数字のマジックに騙されているケースは多い。よく、「みんな持ってるもん」と何かをねだられ、「みんなが持っているから、じゃあ仕方ない」と許してしまうことがあるが、たいていそういう時のみんなは周囲の2、3人である。そういう時は「100人以上の母集団に対して、おおむね75人を超えた場合に、あなたの『みんな』という意見に信頼性を見出すことができますね。」と笑顔で言ってあげよう。

 今回のOECDのPISAテスト分析でも『内容を分析し、考えをまとめる応用能力が劣っている』と出ていたが、「そのとーり!」と変に納得してしまったよ。

 夏の土用の丑の日は『うなぎ』、クリスマスは『ケーキ』、バレンタインは『チョコレート』・・・すべては誰かが仕掛けたことなのに、そのブームに乗ってしまう日本。そんな日本が大好きだ。

 教員免許がなくても教育学部(大学)の教授になれるしね。教員は免許がないとなれないが、校長にはなれるのを、みんなは気付いているだろうか?教員免許更新を進め、審査する人は、免許なんて持っていない(全てではないと思うが)だろう。そこが問題になることは、おそらく今後もないだろう。文部科学省の関係者で教員免許保有率や教職経験のあるものは何パーセントか、公開してほしいと思うのは私だけではないハズ。
 そういえば、先日の英語研修会の講演会で、英語指導法のお話を聞いた時も、「まあ、私は教室で学生に英語を教えたことはないのですが・・・」とか言ってたな。誰か、そこんとこ、ツッコミなせぇ!医学部の教授も「まあ、わたしは患者を診察したことがないのですが・・・」なんて言うのだろうか?自動車学校の教官も、じつは運転免許を持ってなかったりして・・・そうか、私も音楽の免許ないのに教えてるな。じゃあ、オッケーだ!

発表!

2007年12月04日 | Weblog
 第19期浜松市中学校選抜吹奏楽団のメンバーが発表された。詳しくはHPのリンク集『アクトシティ音楽院』へジャンプしてほしい。
 選抜吹奏楽団のお世話をさせていただいて3期目になるが、毎年いろいろな出来事がある。来期はどんなメンバーになり、どんなドラマが待っているだろうか?

 我が社からも8名の団員を派遣することになるので、彼ら彼女らにとっては、学校でも選抜でも私の顔を見るという、少々(いや、かなり)息が詰まることになるだろうが、学校の代表としてしっかりと務めを果たし、自分の学校や部員のためになる活動をしてほしい。部員の三分の一と顧問が学校を留守にするということを自覚して、他のメンバーに負担をかけることを忘れないでほしい。

 来期は運営スタッフも強化し、私も事務方に専念する。合奏を指導する先生方も実績を十分に積んだ実力ある先生方ばかりを集めた。初回から厳しく行くつもりだから、もしも19期の選抜団員になった人がコレを読んだら、かなり自覚と責任をもって準備してもらいたい。