降って来るもの

写真と散文とぽえむ

Tornadoのように

2018-11-03 21:25:40 | 詩16

               Tornadoのように


予告など皆無で

 胸に沸く言葉たちは

四六時中開け放たれた

何処でもdoorを自由に行き来して

 遣って来る


真夜中でも

ironを操る最中でも

 ウオーキングの途次でも

diaryを認める

ほんの僅かな隙間にも

 不意に前頭葉を揺らしたりもする


湯船に浸かっているときや

一行を書き下す作業の途中や

 誰かとの会話中に

突然頭骨をknockしたりもする


それは正に

予測なしの前触れなしの

planなしの

 けれど僕の

一張羅の慶事として訪れる


その度に僕は

夢中になって反応し

 条件反射のように

その天恵のシステムに没頭するのだ


僕が生み出す詩集たちは

概ねそのような経路をたどって

 僕のスモールcosmosから

一筋のトルネードのように

誕生してゆく

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