降って来るもの

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言語の巻.Ⅱ章「ターゲットは」

2019-08-30 06:19:00 | 詩18

                                言語の巻・Ⅱ章「ターゲットは」


ターゲットは、肥沃なる移ろい

その狭間に生息する落涙と果実

虚無の隙間を埋めて

虚実のStoryを刻んでゆく

TOKIの悪戯と喝采


ターゲットは、幽けき溜息

極小の歓喜

無明に棲む生き物のひと呼吸

inochiの間hazamaの夢現と吐息と

そうして

永遠と刹那の苦悶


ターゲットは

螺旋を上下する運不運の始末記

空無を循環する縁のfantasia

胸の有り様の哀楽の楽章


ターゲットは

細胞を浸潤するもの達の不可思議の存在

端末に命を運ぶ血脈の滾る様

イノチを起立させるwriterの戒律


ターゲットは、玉響の五情五感

刹那の呼吸音、inochiのコンダクター

縁yosugaの絲の光沢

飛翔する想念の物語、意趣尽きぬ言語の軌跡

誘引する言の葉の流星群


targetが其処に在って

targetに真向かう意匠が有って

僕の巻物は

先へ、続きへと、章を結ぶ

              R1083055

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