言語の巻・Ⅱ章「ターゲットは」
ターゲットは、肥沃なる移ろい
その狭間に生息する落涙と果実
虚無の隙間を埋めて
虚実のStoryを刻んでゆく
TOKIの悪戯と喝采
ターゲットは、幽けき溜息
極小の歓喜
無明に棲む生き物のひと呼吸
inochiの間hazamaの夢現と吐息と
そうして
永遠と刹那の苦悶
ターゲットは
螺旋を上下する運不運の始末記
空無を循環する縁のfantasia
胸の有り様の哀楽の楽章
ターゲットは
細胞を浸潤するもの達の不可思議の存在
端末に命を運ぶ血脈の滾る様
イノチを起立させるwriterの戒律
ターゲットは、玉響の五情五感
刹那の呼吸音、inochiのコンダクター
縁yosugaの絲の光沢
飛翔する想念の物語、意趣尽きぬ言語の軌跡
誘引する言の葉の流星群
targetが其処に在って
targetに真向かう意匠が有って
僕の巻物は
先へ、続きへと、章を結ぶ
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