降って来るもの

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天邪鬼の唄⑫

2019-04-11 03:27:50 | 詩17

         天邪鬼の唄⑫「不規則記念日」


不規則記念日を創設しよう

まるで、とんでもない、馬鹿げた

非日常を体験した日を

その様に規定しよう


祝日ではなく

 かと言って

厄災日でもなく

 兎に角

流れに掉さすその日を

 或いは

悲喜こもごもの

違和感に遭遇したその日を

僕の不規則記念日と・・


祝日なら多い方がいいに決まっているが

-そうとばかりも言えないけれど

厄日なら少ないに越したことはないが

 僕の記念日は

正に不規則極まりないので

 随分とその日が過ぎてから

-真っ暗闇の記憶を晒して

砂金のように笊に残って蠢くものが

その様に認定されるかもしれない

 そこが又、面目躍如たる

不規則たる所以の・・だ

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