東北鳥海山の神さま「山のふみあと日記」

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▼きょうの話題(155)
某月某日(金曜日 天気:晴れ)
「東北鳥海山の神さま」

鳥海山の山頂に御本社と呼ぶ神社があります。鳥海山大物忌神社で
す。大物忌とは天照大神の食事に奉仕した神宮の職名だそうです。
だいたい神社などの社伝や縁起は大ボラばかりで信用なりませんが
一応創立は景行天皇時代あたりとされています。

欽明天皇25年 (564)になってから鳥海山の山頂にまつったとして
います。

朝廷の蝦夷開拓にともない人々に崇敬されるようになり、平安時代
初期の律令の細則を書いた『延喜式』では名神大社に名を連ね、そ
の国第一の神社(一の宮)の名をつけ、出羽国一の宮として信仰さ
れました。

また修験道の霊場としても栄え、鳥海山大権現といい、本地仏は薬
師如来だとされ、明治2年の神仏分離令まで、山伏の修行の場でも
あったそうです。それにしても廃仏棄釈とはバカなことをやったも
のですよね……。
(山のCD-R本から)

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南ア・赤石岳88歳大名登山「山のふみあと日記」

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▼きょうの話題(154)
某月某日(木曜日 天気:晴れ)
「南ア・赤石岳88歳大名登山」

大正15年夏のこと。2百人あまりの人夫が特別製の山駕籠を担ぎな
がら、静岡県側の椹島から赤石岳めざして登っていきます。乗って
いるのは、大倉財閥を一代で築いたおん年88歳の大倉喜八郎の大名
登山の姿。人夫たちに金貨銀貨を投げ与えながら登頂を果たします。

このあたりの山林はすべて大倉喜八郎のもの。荒川岳・赤石岳途中
にある荒川小屋は、この時建てられたものとか。それから3年後に
大倉喜八郎は亡くなりましたが、山好きな人間の間ではいまでも伝
説化して語りつがれています。

いまでは登山道も整備されていますが、当時は内務省の役人がたま
に測量のため入る程度。まずまともな道もあるはずありません。そ
んななか、88歳のご老体が登頂したというのですからまだまだ私た
ちははな垂れ小僧です……。
(山のCD-R本から)

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奥多摩・御岳山の伝説大口真神「山のふみあと日記」

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▼きょうの話題(153)
某月某日(日曜日 天気:晴れ)
「奥多摩・御岳山の伝説大口真神」

農山村でよくみるオオカミの絵の大口真神のお札。火難や盗難よけ
にご利益があるという。東京奥多摩町の御岳神社や埼玉県の秩父の
三峰神社で配布しています。大口の真神とは狼のことだという。

オオカミは大神に通じ、大きく口の裂けた姿から大口だという。御
岳神社の社伝には、こんな記述があるそうです。その昔、日本武尊
が東征のおり、御岳山に宿陣した時の話です。

いまの奥の院あたりまで来た時、大きな鹿が道をふさいでいます。
日本武尊は邪神の変身と見ぬき、ニンニクを投げつけました。ニン
ニクは目に命中、鹿はたおれましたが山や谷が鳴動し、一行は道に
迷ってしまったという。

この時白いオオカミが現れて道案内、無事御岳山に行けたという。
それ以来、日本武尊の命令でオオカミは、御岳山の火難盗難よけの
神になったということです。
・東京都青梅市……。
(山のCD-R本から)

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南ア登山口・静岡県井川集落の石仏たち「山のふみあと日記」

みなさんこんにちは。山のゆ-もぁ画(楽画・民画)のとよた 時で
す。民画はツンと澄まさない民俗画、庶民画を意味するつもりです。
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▼きょうの話題(152)
某月某日(月曜日 天気:晴れ)
「南ア登山口・静岡県井川集落の石仏たち」

静岡県の中部を北に走る大井川鉄道は機関車の走る鉄道として有
名。その終点井川駅近く、バス停の「井川本村集落」の大日院とい
うお寺には数えきれない位の石仏が積み重なるようにならんでいま
す。

ここは昭和33年に井川林道ができるまでは文字通りの陸の孤島だっ
たという。静岡市へ通じる道は大日峠経由の徒歩の旅路だったとい
う。

その旧道にあったのがこれらの観音さま。一丁ごとに旅の安全を願
い祭ってありました。また峠の名の由来の大日堂の大日如来。峠近
くにあった茶壺屋敷の山の神などもならんでいます。

ダムができる時一ヶ所に集めたものだという。8月。ジリジリの暑
さ、ザックをバス停においてスケッチに。それぞれ番号のついた三
十三観音や山の神、大日堂などが苔むしています。木もれ日のなか、
なんとも心おちつくひとときでした……。
(山のCD-R本から)

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山梨・御坂峠太宰治の文学碑「山のふみあと日記」

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す。民画はツンと澄まさない民俗画、庶民画を意味するつもりです。
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▼きょうの話題(151)
某月某日(木曜日 天気:くもり)
「山梨・御坂峠太宰治の文学碑」

「富士には、月見草がよく似合う」。ご存知、太宰治の「富岳百景」
の一部です。これは井伏鱒二の招きで昭和13年9月から2ヶ月あ
まり、御坂峠の「天下茶屋」滞在をもとに執筆したものという。

ここは昭和9年秋に建設され富士山が目前にそびえ「富士見茶屋」
「天下一茶屋」などと呼ばれていましたが、徳富蘇峰が新聞に紹介
し「天下茶屋」という名で天下に名を広めたものだそうです。

いまの建物はその3代目。太宰治の記念館もあります。ただしここ
は新しい峠、本当の御坂峠はそこより2キロほど西にあります。大
和武尊が越えたというので御をつけて御坂峠。

戦国時代、ここを中心に武田氏と北条氏が戦ったという歴史もあり
ます。文学碑文は以外にコチョコチョッと小さな文字で書かれてい
ます。なぜかさい銭もあがっていました……。(以下本文へ)
(山のCD-R本から)

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