野山と田園の画文通信・漫画家【とよだ時】の山中徘徊記
山のふみあと日記
某月某日 天狗の山々「青森県恐山の天狗」
▼天狗の山々「青森県恐山の天狗」
【概略】
恐山は日本三大霊場のひとつ。ここには武蔵坊弁慶などとともに
源義経の家来として活躍した、常陸坊海尊天狗の伝説があります。
海尊は常陸の国の鹿島神宮の別当寺で修行し、のち滋賀県大津市
三井寺(園城寺)で修行中、源義経の従者になり、弁慶とともに平
家と戦ったり一緒に行動してきました。
しかし、文治5(1189)年、義経が衣川の戦いで敗死した日は「常
陸坊を初めとして残り十一人の者ども、今朝より近きあたりの山寺
を拝みに出かけるがその儘帰らずして失せにけり」(『義経記』)な
のだそうです。
この海尊が、江戸時代初頭になって姿をあらわしたというのです
す。異様な姿をした怪老人が「わしは不老不死だ」といいながら、
源平合戦の様子を当事者であるように細かく知っていて、人々に話
しています。
不思議に思った人が、会っていろいろ聞いてみると海尊に間違い
なく、怪老人は108歳まで長生きしたという。
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★おわり
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