野山と田園の画文通信・漫画家【とよだ時】の山中徘徊記
山のふみあと日記
むら里の神仏「金太郎神」
▼むら里の神仏「金太郎神」
【略文】
金太郎で有名な足柄山とは、神奈川県・箱根のこのあたり一帯の
山々のことだとされています。その山頂で、山姥が赤竜と交わった
夢を見てできたのが金太郎とのこと。
金太郎が21歳で源頼光に見出だされ、36歳の時主馬佑として酒呑
童子退治など武勇をふるいましたが、主人頼光死後は行方をくらま
せ、足柄山で足跡を絶ったままと伝えられます。
しかし、この話ができたのは室町時代という。説話が記録に出て
くるのは、江戸前期『公平(きんぴら)誕生記』という浄瑠璃の本。
『今昔物語』(平安後期)に出てくるのは坂田という姓もまだな
い、ただの「公時」。
また「今昔物語」には、初めて乗った牛車にすっかり酔いつぶれ
た話というも載っています。そんなこんなに関係なく、金時山は、
私たちを童話の世界に遊ばせてくれています。
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・(1:『伝説の主人公』
・(2:『丹沢・山ものがたり』
・(3:『薬になる野菜』
・(4:『ふる祭歳時記』
・(5:『イラスト人の一生事典』
・(6:『山の神々いらすと紀行』
・(7:『イラスト家庭行事事典』
・(8:『野の本・山の本』
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★おわり
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