某月某日「北ア・鹿島槍ヶ岳と地震」


某月某日「北ア・鹿島槍ヶ岳と地震」


山の名はその形からきているものが多い。槍の穂先のように尖って
いる槍ヶ岳。白馬三山の「鑓ヶ岳」も槍と同じ意味です。

さらに後立山連峰にも槍ヶ岳があり鹿島槍ヶ岳と呼んでいます。こ
の山は室町時代に大地震があり大崩落し、ふもとの集落が大きな被
害を受けました。

村人は、常陸の国(茨城県)の鹿島神宮から鹿島大明神を勧請して
山に祭り、山の名を鹿島山、集落を鹿島集落と改めたという。

江戸中期の『信府統記(しんぷとうき)』という本にも「鹿島山ト
ナズケタルハ昔シ鹿島明神出現アリシトテ此所ニ祭リシヨリ今ニ此
名アルナリ」と出ています。

そういえば、鹿島神宮は地震の神。地下にいる大ナマズの首と尾が
神宮の下で合わさっているとされ、それを鹿島明神が「要石」とい
う石で貫き止めていると伝えます。
・長野県大町市と富山県立山町、黒部市との境。



▼【解説文】と【イラスト】は下記からどうぞ。
http://toki.moo.jp/merumaga/yamatabi/yamatabi05.html








★おわり
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