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福島県の小児甲状腺癌が328人を超えた

2022年12月05日 | インポート


 これは、東電の下請け機関とも揶揄される福島県の発表した数字であり、実際には、もう一桁多いだろうと考える人が多い。被曝した人々が、隠蔽ばかりの福島県の検査を信用せず、はるか遠方での検査や治療を求めるからだ。

 また福島県だけでなく、全国規模では、おそらく数万人以上の小児甲状腺癌患者がいると思われるが、政府は一切資料を出さずに隠蔽を続けている。



 千葉や神奈川でのヨウ素131被曝量は、福島県なみに多かったといわれるが、全国の甲状腺医療機関では、「放射能被曝と甲状腺癌は無関係」と決めつけるように、山下俊一の甲状腺学会から指示が出ているのだという。

 なお、成人甲状腺癌の潜伏期間は10年といわれ、これからは小児ではなく、成人甲状腺癌が激増するといわれている。

 https://www.env.go.jp/chemi/rhm/h29kisoshiryo/h29kiso-03-07-24.html





 小児甲状腺がん328人に~福島県民健康調査 2022年12月1日

 https://www.ourplanet-tv.org/45983/



 京電力福島第一原発事故後に福島県で行われている「県民健康調査」の検討委員会が3日、福島市内で開かれ、新たに12人が甲状腺がんと診断された。これまでに、県の検査によってがんと診断された子どもは296人となり、がん登録で把握された集計外の患者43人をあわせると、事故当時、福島県内に居住していた18歳以下の子どもの甲状腺がんは338人となった。



 今回、新たに公表されたのは2022年6月30日までの検査結果で、穿刺細胞診の結果、悪性と診断された患者が5巡目だけで、新たに12人増えた。また手術をして甲状腺がんと確定した人は一人増え、237人となった。

 穿刺吸引細胞診で悪性の疑いがあると診断された23人の前回検査(検査 4 回目)の結果は、A1判定が 7 人、A2判定が11人、B 判定が 3人、未受診が 2 人で、平均腫瘍径は 12.8±8.0mmで、中には、46.7㎜まだ増大している患者もいた。



 アンケートをめぐり県外と県内の委員が対立

 事故から11年が経過し、「甲状腺検査」以外の検査は事実上、終了した県民健康調査。検討委員会の議題も初めて、甲状腺検査のみとなった。この日は、検査対象者と保護者向けのアンケート調査の質問項目をめぐり、議論が白熱した。



 口火をきったのは、環境省の神ノ田昌博環境保健部長。アンケート項目に、「放射線被曝による健康影響は将来的にも見られそうにない」としているUNSCEAR(国連科学委員会)2020報告書の結論について、理解しているかを追加すべきだと強く主張した。また、検査の見直しなどを主張してきた宮城県立こども病院の室月淳産科科長や国立がん研究センター社会と健康研究センター検診研究部の中山富雄部長も、神ノ田氏の意見に賛同した。



 これに対し、双葉郡医師会の重富秀一会長や福島県病院協会の佐藤勝彦会長は、県民にはさまざまな意見があると反論。一方的な意見を押し付けかねないと反対した。また、福島大学の富田哲特任教授は、甲状腺がんとなった当事者がどうおもうのかと強く反発。さらに、甲状腺がんが被曝によるものではないという意見が、検討委員会の結論となっているが、2巡目解析の際には意見が対立したと指摘。両論併記を求めたにもかかわらず、自分の意見は報告書に盛り込まれなかったと怒りをあらわにした。



 アンケート調査は、甲状腺評価部会から要望が出ていたもの。甲状腺がんが、通常よる数十倍の割合で見つかっていることについて、精密な検査の結果、治療の必要のないがんを見つけているとする「過剰診断」論を主張する委員らが、検査の「デメリット」が県民に伝わっていないなどとして、調査を求めていた。来年度以降、無作為抽出した6,000人に対して、アンケートの質問票を送付するとしている。

 https://www.pref.fukushima.lg.jp/site/portal/kenkocyosa-kentoiinkai-46.html

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 引用以上



 福島県民健康検査 小児甲状腺癌は、2011年のフクイチ事故後、チェルノブイリ事故において、ヨウ素131被曝による大規模な小児甲状腺癌が発生したことから、福島県に居住する18歳以下の36万人に対して甲状腺エコー検査が実施され、うち30万人が受診した結果について議論する福島県による評議会である。

 https://www.env.go.jp/chemi/rhm/h29kisoshiryo/h29kiso-03-07-24.html



 小児甲状腺癌の世界的な発症確率は、児童100万人中、0.5~1名程度とされてきた。

 福島県では、福島第一原発が稼働するまで、100万人中、0.5名程度といわれてきた。

 http://www.sting-wl.com/fukushima-children.html



 チェルノブイリ原発事故後も、日本の小児甲状腺がん患者数は100万人中0人~3人で安定しています。これに対してベラルーシは0-14歳は原発事故後4年後から100万人中12人、15-18歳は原発事故後5年後から100万人中14人となり、そのまま爆発的な上昇を続けています。



 ≪2008年福島県の甲状腺がん罹患数≫

年齢 男 女

0-4歳 0人 0人

5-9歳 0人 0人

10-14歳 0人 0人

15-19歳 0人 0人

20-24歳 0人 0人

25-29歳 1人 3人

30-34歳 2人 3人

35-39歳 2人 9人

40-44歳 1人 5人

45-49歳 1人 6人

50-54歳 1人 8人

55-59歳 3人 15人

60-64歳 6人 5人

65-69歳 3人 13人

70-74歳 4人 11人

75-79歳 3人 9人

80-84歳 1人 5人

85歳~ 3人 1人

全年齢合計 31人 93人

男女総計 124人



 2008年の福島県では、0歳~19歳まで小児甲状腺がんになった子供は男女とも0人だった。しかも20歳~24歳の男女まで0人です。なお福島県では小児甲状腺がんが0人だった2008年。2008年の日本全国すべての0歳~19歳の子供達で小児甲状腺がんになった人数は、男女合計で72人と推定されています。



 それが、今回の公式発表で、福島県下の18歳以下30万人のなかで328名が甲状腺癌患者と認定された。100万人あたりにすると、約1100名である。もし、フクイチ原発稼働前の発症率を基準にすれば、2000倍以上ということになる。

 2022年、18歳以下小児甲状腺癌の全国平均を100万人あたり3名としても、約370倍である。

 これが、「将来発生する予定だった……見つけなくとも良い癌を見つけてしまった」スクーリング効果だというのか?



 2008年における18歳以下の総数を約2300万人とすると、当時の日本人100万人あたり18歳以下の甲状腺癌発症率は約3名になる。しかし、日本で原発が稼働しはじめた1970年代までは、100万人あたり0.5名程度といわれていた。



 2012年に福島県で見つかった小児甲状腺がん患者数は、下記の一覧表の通り男子20人女子30人の合計50人です。

≪福島県小児甲状腺がん及び疑い患者数≫

西暦 男 女

2011年 5人 10人

2012年 20人 30人

2013年 3人 7人

合計 28人 47人

男女総計 75人※6

 2008年から4年のズレがあるので単純に比較できませんが、もし同じ年なら全国患者数の69%を福島県だた1つの県のみで占めていることになります。

 2008年福島県の男性の甲状腺がん患者数は全年齢の合計で31人しかいない。



 ■山下俊一福島医科大学副学長への反論

 「福島県の子供たち全員を対象にスクリーニング検査を実施したので、将来甲状腺がんになる患者を早めに発見できた。(だから小児甲状腺がんは増えていない)」とする山下俊一福島県立医科大学副学長の主張を考察してみましょう。



 すぐ上にある一覧表によると福島県の2012年の男子の小児甲状腺がんは20人ですから、1つ前の一覧表…2008年の福島県の全年齢の男性患者数に当てはめれば25歳~69歳までに甲状腺がんを発病する人達を今回の調査で一挙に発見したということになります。とすると、これらの甲状腺がんの潜伏期間は最短7年~最長69年ということになり50年も60年も先の甲状腺がんを今見つけることに成功したことになるわけです。もはや神です。

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 引用以上 詳細は、上のリンクを参照願う。



 東京大学出身者の、どういうわけか、ほぼ全員が原発推進側に立っているが、そのなかでも、原子力産業に全身全霊で奉仕する「御用学者」と呼ばれる存在がある。



 諸葛宗男(東大特任教授)「フクイチ事故の放射能は安心安全心配なし」

大橋弘忠(東大システム量子工学教授)「プルトニウムは塩と同程度の毒性、飲んでも安心。」「素人は引っこんでろ」

関村直人(工学部、恵那市出身) 2011年3月12日からNHK専属フクイチ事故解説者として、「メルトダウンは絶対にありえない」「爆破弁を作動させて一気に圧力を抜いたから」

 小佐古敏荘(東京大学大学院教授。工学系研究科原子力国際)元内閣官房参与。浜岡原発は絶対安全だと言ってきた人で、「べくれてねが」という秋田県放射能測定民間団体の後ろ盾。https://beguredenega.com/



 有馬朗人・小宮山宏・岡本孝司・宮健三・寺井隆幸・新野宏・岩田修一・西村肇・畑村洋太郎・田中知・山口光恒 と知能を疑うほどの原発礼賛組がズラリ並ぶなかで、東大の権威を背景に、福島県のヨウ素131汚染による小児甲状腺癌多発を徹底的に否定し続けてきた悪質な人物が数名いる。



中川恵一 福島の小児甲状腺がん 「過剰診断」で検査見直し必要

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC22B3U0S2A620C2000000/



 中川恵一東大医学部特任教授は、事故後、一貫して、福島県における小児甲状腺癌の激増は、放射能汚染が原因ではなく、「過剰診断」によるものと決めつけてきた。

 「甲状腺診断エコーの性能=検査精度が上がり、見つけなくともよい癌を見つけてしまっただけ、甲状腺癌が増えたのではなく、過剰な検査が原因であり、福島県の小児甲状腺癌検査は必要ない、廃止すべきだ」と訴えてきた。



 「検査機器の進歩によって発見できなかった癌が発見されるようになった」という中川の主張は、もしそうなら県民健康検査によって突然2000倍にもなった甲状腺癌について、フクイチ事故以前の甲状腺エコーは江戸時代製でも使っていたのか?



 もう一人、東大出身で保健衛生大学教授=伴信彦という人物がいる。この男は、現在も原発の安全基準を定めるICRPと、原発再稼働の認可にかかわる原子力規制委員会の委員であって、世界の原発運営の基準を定める立場だ。

  ICRP(国際放射線防護委員会)の委員としての伴信彦の意見によって、UNSCEAR(国連科学委員会)2020報告書の結論である、「福島での放射能汚染による健康被害は存在しないし、将来もありえない」という結論が、国連から報告された。



 さらに、福島エートスという、福島の被曝地域から子供たちを避難させないで管理するという子供たちへの被曝を強要する政策の最高責任者といわれる。

 https://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/nuclear/Fukushima_ethos.html



 伴信彦のフクイチ事故放射能汚染に関する発言は、まさに後世の犯罪博物館入りさせるだけの価値がある。日本人にこれほどのクズがいたのだという……。

 この意味で、伴信彦は、勝田清孝や宅間守と同一の人間性と断ずるしかないと私は思う。



 放射能嫌いは「認知バイアス」原子力規制委員がメール 2019/08/22

 https://www.ourplanet-tv.org/39737/



 伴信彦は福島児童甲状腺癌について、事故直後から、「日本ではヨウ素131の被曝量が少ないので、甲状腺癌は絶対に増加しない」と散々デマを飛ばしてきた。

 伴信彦は、@buvery というアカウントで、ツイッターの投稿を続けていることが知られている。

 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BC%B4%E4%BF%A1%E5%BD%A6



 伴はツイッターで、こそこそと身元を隠しながら何を発言してきたのか?

 

 https://twitter.com/buvery/status/448033042871762944

 2014年 福島の甲状腺癌は、10いくかいかないか…… ほとんど出ません



 https://twitter.com/buvery/status/123532155652538369

 2011年10月 福島で甲状腺癌になる人は、まず出ない

 

https://twitter.com/buvery/status/392097573084753920



 https://twitter.com/tomoak1n/status/157693337791500288



 https://twitter.com/buvery/status/749203514555977728



  まあ、こんな調子で、福島県の被曝地域でも小児甲状腺癌はほぼ出ないと決めつけていたが、県民健康調査で、発見される小児甲状腺癌患者が100を超えた2015年あたりか、甲状腺癌についての自説発言は消えたが、それまでの自分の虚偽ツイートに対する反省は絶無だった。



 これがICRP日本代表委員であり、原発再稼働の審査について最高責任を負う、原子力規制委員の福島小児甲状腺癌に対する認識である。

 このレベルの知能しかない「東大閥」の学者、医学者たちが放射線専門家を自称し、かつ被曝医療の最高権威として日本に君臨しているのである。



 こんな知識しかない人物が、日本の原発の規制をしているようでは、これからもフクイチクラスの事故が頻発し、それは「健康に一切影響を与えない」と決めつけられ、子供たちの未来を奪うことになる。

 もう一度言うが、30万人中、300名を超える福島県の小児甲状腺癌は、1970年段階の発症率の2000倍以上である。現在の発症率の400倍である。現在、発症率が高まった理由は、全国54基の原子炉から、放出された放射能によって増えたのだ。



  福島県における世界標準の1000倍もの小児甲状腺癌の発症を、東京電力を守るために露骨に隠蔽す 2022年03月26日

 https://ameblo.jp/tokaiama20/entry-12733941612.html



 極悪人 星北斗 2022年07月13日

  https://ameblo.jp/tokaiama20/entry-12753210204.html



  福島原発の本当の被害を求めて 2022年05

 http://hirukawamura.livedoor.blog/archives/2022-05-06.html