賭銭無の「週末はPhoto一息」

賭ける銭無しに陥った競馬から、カメラを趣味にして6年目で退社。“週末”が“いつでも”になりましたがタイトルはそのままで。

バラ 「一葉(いちよう)」

2013年11月04日 | バラ

平塚市の“花菜(かな)ガーデン”(神奈川県立 花と緑のふれあいセンター)から。
前回のバラは、ここのシンボル・ローズである「花菜ローズ」を載せました。
作出した河合伸志氏のフロリバンダ・ローズが他にもありましたので今回はそれを紹介します。

2006年作出の「一葉(いちよう)」。
私が参照しているNHK出版の「バラ大百科」は河合氏も監修に加わっています。
「一葉」は同書に掲載されており河合氏が自ら説明文を執筆しています。
  
淡緑色の珍しい色彩丸弁カップ咲き。波打つ花弁は厚く堅いため雨などによる傷みが少ない。
花もちは非常によく、花の展開が途中で停止し花弁が散らない。香りはほとんどない。
花は数輪の房咲きになり、多花性。株のまとまりもよいので鉢栽培にも適する。(一部を抜粋)
(私が撮ってきたのは淡緑色というのがあまり出ていませんでしたねぇ)


「涼(りょう)」も2006年の作出。
青みのあるラヴェンダー色の丸弁半八重咲きで、花弁は浅く波打つ。
数輪の房咲きになり、多花性。中程度の香りがある。樹勢が強く育てやすい。
株のまとまりがよく、コンパクトに生育するため鉢栽培に最適。


2005年作出の「禅(ぜん)」。一輪だけ咲いていた花はこんな色でしたけど…
薄茶色の花弁に外側から紫色のぼかしが入り、開花とともに全体に紫色が広がっていく珍しい花色。
ということで開花が進んだ状態ということですね。(同書掲載の写真はけっこう濃い茶色)
花色は季節によって変化し、春は紫色、秋は茶色が強く現れる傾向がある。
整った剣弁高芯咲きで、香りは中程度。



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