みやしたの気まぐれblog

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震災から15日以上経過したが

2011-03-27 23:57:17 | 日常
東北地方太平洋沖地震および長野・新潟での震度6強の地震から15日以上経過したわけですが、津波被災地域の復旧は遅々として進んでいない物の、内陸部は徐々に復旧してきています。
一方で、原発はもはやスリーマイルを越えてチェルノブイリ規模の事故へ向かう一直線のごとく、とっとと使用済み核燃料を処理するなり、チェルノブイリのように覆ってしまわないと、どんどん放射能をまき散らし続けるのに、未だ東電、政府共にまともな対応策を出していません。
関東地方は計画停電で四苦八苦しながらですけど、福島第一は自分たちの電力を発電してきたんですから、野菜や牛乳が食べられなくなってもこれはもう自業自得。電力不足で生活大変なのも、東電を信頼しすぎてしまった関東人の自業自得なんだと思うのですよ。

このままどこまで行ってしまうのか。関東と東北の命運を東電という一企業がある意味握ってしまっている現状。この状態を全く良いとは思えないけど、打破する方法も全く思いつかないし。そもそも原子力については専門外。もはや滅びを享受するか、生き延びるために逃げ出すしか無いのかも知れない。関東地方の放射線量はいまだ致死にはほど遠いし、はっきり言えばタバコ吸っている人の方がよっぽど危険なくらい。でも、それはあくまで現状の話なので、もっと悪化するかも知れない状況に今もあるわけですよ。東電と、政府の対応状況からすれば。すでに大量の放射性物質が海に流され、大地にしみこみ、福島沿岸どころかそのうち宮城、茨城で生産した野菜や穀物、魚介類が全部食べられないと判定されるかもしれない。

今はまだ、各国で日本向けの義援金や援助の申し出が続いていますけど、原発がこの状態が続くと、そのうち世界から見捨てられるんじゃないかって恐怖も覚える。汚染国家、汚染人種、そういう見方をすでに中国の方はしているような節もあるしね(自分たちの公害の方がよっぽど酷いことを棚に上げてだ)。

行く先見えない、希望が見えてこない現状。
こんな現状だけど、希望を捨てない人々がいる以上、立ち直ることはできるだろう。あきらめたら、それまで。
でもいつまでもだらだらと、原発をあのままにしておくと、希望は無くなっていくってことに政府が気が付くべき。東電任せで、結局人員と物資の手配しかしていないもんな。東電に任せていても進展しないんだから、リミットを決めて次の手段に出ないと。
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2 コメント

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Unknown (くまんはし)
2011-03-29 03:32:15
中国で放射能チェックにひっかかったひとは
日本でCTうけてた人で、その残存みたいですね。
東電は自由化して競争させる・・・
のも1つの手ではないか?と言われてますね。
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Unknown (みやした)
2011-03-29 08:37:12
日本は世界でも有数のCT普及国なので、医療関係の被ばく量がかなり多い。CTの受けすぎで、癌が多いとまで言われる国ですから。ましてPET検査も当たり前のように普及してきたからねえ。半減期の短い物とは言え、直接放射性物質を注射するのにさ。癌検診でありがたがってPET/CTを受け続ける人がいるんだけど、こういう人は検査被ばくで癌になるんじゃないかって気がしなくもないよ。

東電はお役所企業化しているので、強制的に改造しないとダメでしょうね。国の直轄にすることが必ずしもいいとは思えないけど(もっとお役所化する)、政府に責任を負わせるべきだという気もする。自由化したところで、あそこまででかい企業にいきなり太刀打ちはできないでしょうしね。
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