プシコの架空世界

ホレホレ触るとはじけるゾ。
理性がなければ狂いません(妄想の形成にも理性の助けがいる)。

自分の殻を破れない意地悪な人の創造力

2017年07月04日 20時22分30秒 | 日記

自分の殻を破れない意地悪な人の創造力はいかに自分より幸福な人の勢いを削ぐかという方向で発揮される。

でも、本当にこれを創造力と呼んでいいのかな。

とにかく、(精神的に)死にかけているので、自分を変えようとはしない。

なので、どうしても自由に生きている他人の言動にケチをつけたがる。

悪いのは自分じゃないと信じて疑わない(いや、疑えない)のだ。

ある種の欠陥というべきであろう。

しかし、これがまさに統合失調症の症状だとしたら、見逃してやらねばならない。

そもそも、治ろうとする意志と他人を思いやる気持ちがあれば、はじめからこのような病に陥らずに済んだであろうが、本人が悟らない限り、抜け出すのは難しいだろう。

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精神科医の夏苅郁子さんは貴重な人だ

2017年07月04日 13時46分08秒 | 日記

月刊みんなねっとの2017年7月号の特集で精神科医の夏苅郁子さんが語っていました。

この方は素晴らしいです。

精神科医としてというよりも人間として立派です。

僕には理想的な人間に見えます。

どうしてかというと知・仁・勇の三徳を兼ね備えているからでしょう。

何より正直です。

それだけ真剣だということが話の内容から伝わってくるのです。

それから権威や無謬性などにはこだわらないところもいい。

もっとレベルの高いところを目ざしているようです。

例えばこんな記述があります。

一部抜粋。

私、ある視覚障害者の団体で、精神疾患についてお話をしたことがありました。会場のほとんどが全盲の方でした。講演が終わり、私と同じ帰り道の全盲の方がいたので、一緒に帰ることになりました。私、張り切って、ちゃんと導いてあげなきゃと思い、その方の腕を持って一生懸命歩いたのですね。そしたら、途中まで来て、その方が、か細い声で「夏苅さん、私の腕を持たないでください。私が、あなたの肩に手を置きますから」。ハッとしました。私は、自分の役目としてちゃんと引っ張っていたつもりでしたが、その人はとても不安だったのですね。さっきまで偉そうに講演してたけど、自分は、目の不自由な方の日常を何一つ知らないのではないかと思いました。

みんなねっとの野村理事さんが「教育の場に障害者と直に接する機会をつくってください。知識だけではわかってもらえないんです」と言われた意味がわかりました。

以上

こういう人が味方にいてくれると心強い。

自分も頑張ろうと思える。

未来がある。

希望がある。

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親になって学べることを、障害を克服する過程で学べるなら

2017年07月03日 15時06分46秒 | 日記

親になって学べることを、障害を克服する過程で学べるなら。

別に結婚して子供作って育てなくてもいいのではないかと。

それもまた人生、っていう感じ。

大学で学ぶのと本質的に同じ知識を、人生経験を重ねることで得られるなら。

別に大学卒業する必要なんてないのではないかと。

それより大切なのは知恵だし。

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小さな親切大きなお世話

2017年07月03日 14時45分45秒 | 日記

「小さな親切大きなお世話」っていう言葉があるけど。

相手にこう思わせる親切って親切ではないのではないかと。

あくまで求められているのは相手のためになるやさしさなのだろう。

根腐れさせるようなやさしさではお互いにとって害になるだけ。

善意があればいいというわけではない。

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愛も過剰になれば毒となる

2017年07月02日 14時59分48秒 | 日記

愛も過剰になれば毒となることに気づかせてもらったわ。

これからは親切を目ざそう。

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精神科医として一番大切なのは

2017年07月02日 09時12分07秒 | 日記

帚木蓬生著『ネガティブ・ケイパビリティ 答えの出ない事態に耐える力』から抜粋。

P.237

もう四十年近く前、九州大学医学部の精神科に入局した十名が、教授室に呼ばれました。教授は、その後、精神医学の面でも文章の面でも私の恩師となる中尾弘之先生でした。

雑談の中で、同期のM先生が居住いをただして質問したのは、「精神科医として一番大切なのは、何でしょうか」でした。

中尾教授の返事は、何と「親切」でした。もっと高邁な言葉を期待していたみんなが拍子抜けしたのは言うまでもありません。それを見てとって、中尾先生は言葉を継いだのです。

「米国では、”You are kind”というのが最大の誉め言葉です。ですからこれを目ざせば間違いありません」

戦後米国での研究生活が長かった中尾先生ならではの感想だと、私は心打たれ、以来「親切」が特別な重みを持つようになりました。この「親切」については、かつて自作『カシスの舞い』(一九八三年刊)の中で、主人公の留学中の恩師の言葉として取り上げています。

そして共感(Empathy)を巡って論考を重ねてきた今、この親切こそが、共感への入口だと確信しています。

 

うん、おれもそう思うわ。

でも、それがなかなかできそうでできない。

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