差別について少し考えてみる。
精神的余裕のある者は差別をしないものだ。
したがって差別する者にはそれを与えてあげればよいと思う。
決して差別意識まで消せるわけではないので、根本的な問題解決法ではないが、少なくともそれを行為に移す必要はなくなる。
それだけの話だが、それで十分ではないか。
人為的に他人の意識まで変えようとするから、おかしくなるのだ。
それよりも労働環境(賃金や労働時間)の改善が望まれる。
間接的ではあるが、政治が国民に十分な衣・食・住と睡眠を与えられれば、問題のほとんどは解決したのも同然だろう。
それによって精神障碍者も減るに違いない。
富が一部の富裕者に偏りすぎている。
だから再分配の仕方を工夫すべきだと思う。
政治家にとって理念は大切だが、現実感覚も同じくらい大切だと思う。
いまの自民党(自由民主党)のどこが自由で民主的なのか疑問もあるが。
そもそも政治とはいったい誰のためのものなのか。
国民一人一人を大切にするような政治であってほしい。
そして障碍者も国民なのだということを忘れないでほしい。
というか、人はみな、長生きすれば、障碍者になるのだという認識を共有してほしい。
これからそういう時間意識は不可欠の条件になると思う。