夢の世界は不思議です。家の前の道路がオレンジ色の川になっていたり、昼間の空に太陽が二つ輝いていたり、朝日が南から昇ったりします。高い崖から落ちまいと一生懸命掴まっている夢や、夜中に隣の家族が街灯の下テニスをしているのを見ている夢もありました。とにかく挙げれば切りがありません。だいたい知らない人が登場するし、話の内容もでたらめです。
でもそう思うのは目覚めた後のことで、夢を見ている最中は展開される物事を当たり前のように受け入れています。
僕が眠ると必ず夢を見るようになったのは統合失調症の回復期に入った頃からだと思います。よく見る夢は、違う大学を受験するため今の大学を中退しようとしている夢、進級のためどうしても落とせない単位があるのに試験勉強がほとんど進んでいないという夢、別れた彼女が出てくる夢、そして精神障害者らしき人たちと何やらどたばた動き回っている夢などです。
夢と精神病は何か関係があるのでしょうか。どちらも脳が絡んでいるけど。
それにしても派手な夢を見た後、目覚めると起きたばっかりなのに疲れていることがあります。どうにかならないものでしょうか。