「お前は橋の下から拾ってきた」。<o:p></o:p>
と、子供の頃、よく父に言われた。<o:p></o:p>
父に悪気はなかったろうし、僕も面白がった。<o:p></o:p>
でも僕が精神を病みかけていた頃はそうはいかなかった。<o:p></o:p>
僕は、よく覚えていないのだが、大学の友人S・S君に「僕の両親は本当の両親じゃない」とか言ったそうだ。<o:p></o:p>
とにかく、今から思うと、あの頃の僕はひどく哀れだった。<o:p></o:p>
後になって、悪気がなくても、心ない言葉は人を傷つけるのだなと悟った。<o:p></o:p>
だから僕も気をつけないとね。<o:p></o:p>
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僕が苦になった事は、病気の初めの頃、「お前はおかしい。近所の人を呼んでお前を病院へ連れて行く。」と父が僕に言った事です。僕は危険を感じて真夜中１時に友達の家に電話をして助けてもらおうと思いました。しかし友達は試験の最中で（僕もそうでした。）今は出られないと言い電話を切りました。
親と子の関係って難しいね。
「外面的事物に関する学問は、苦しみの時、道徳に対する私の無知を慰めてくれない。しかし徳性に関する学問はいつも、外面的学問に対する私の無知を慰めてくれる。・・・・パスカル」
「天才は、一般にその時代には受けいられない。」