私が統合失調症の急性期に陥った時、私は自分が住む団地の住人のほとんどが悪魔だと思いました。そして、それに対抗するために、私は自宅の全ての窓にシールを貼ったのです。シールには、ヘブライ語で神の名を書き、日本語で「神の名を心の中で唱えてみよ」と書いて置きました。私には「悪魔は神の名を心の中で唱えられない」という思い込みがあったからです。それからノートに人物名を列挙し、それにいちいち悪魔の名を対応させていく作業をしました。この着想が【目には目を歯には歯を】という「同害報復(タリオ)」の観念の影響を受けていたことは間違いありません。そして「神さま、地獄の一番奥底にこいつらを閉じ込め、封印してください!」というふうに締めくくったのです。その様子は第三者には奇妙に見えたに違いありませんが、私は全く本気だったのです。
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本は2冊読み終わってあと一冊読み始めています。大澤信亮と大澤真幸って兄弟なんですか。
「神的批評」は何だか注釈の注釈を読んでいる気がしました。知らない作品が多く出ていたので分かりにくかったです。知っている事を頼りに暗中模索をして理解する様な感じでした。まあ「批評」だからしょうがないかな。
「切りとれ、あの祈る手を」は分かりやすく面白かったです。
最後の一冊ゆっくりと読んでみたいと思います。
たあちゃんみたいに宗教的なものでは無かったけれど。聖書にもマジックで”Fuck off”と書きまくりました。その頃はもう頭がおかしくなっていたんでしょうね。