スーパーコンピューターがはじき出す答えがどんなに正確でも理由を考えずに従っていたら人間は単なる奴隷になってしまうのではないかと。
間違いは犯さずに済むが、心が育たないのではないかと。
前もって人物評価がなされたら運命論みたいだなと。
正確なデータに基づくが故に占いより一層苛酷ではないかと。
だから僕は愚行権を主張します。
人間に失敗を犯す余地を残せ！
現在最高と言われているスーパーコンピューターがはじき出す答えとそれより一歩だけ進化した未来のスーパーコンピューターがはじき出す答えは違ってくるのだろうか？
例えばこんなテーマのもとに・・・。
【人類は存続するべきか？】
第一世代の最終結論：存続するべきです。
第二世代の最終結論：滅ぶべきです。
第三世代の最終結論：存続するべきです。
といった具合に・・・。
相手を幸せにするのはいいとして問題は短期と中期と長期を合わせて（または分けて）考えねばならないということだ。
