プシコの架空世界

ホレホレ触るとはじけるゾ。
理性がなければ狂いません(妄想の形成にも理性の助けがいる)。

円と頂点について

2010年11月04日 08時17分38秒 | インポート

人間が完全な状態になっているのは彼が空(くう)になっている時だとされる。

そして空なる状態は二次元の図では円で表現されることが多い。

なぜか。

精神的山登りにはさまざまなルートがあり、反対同士は対立しているように見えるが、「頂点」には対立がない。

また頂点は全てを見渡せるが、立場もない。

だから頂点であろうとするなら、自分をなくすこと、つまり「自己放棄」が必要になる。

別の表現をすると、円の外側に突起している物は円の外側から見れば「突出」であるけれども、円の内側から見れば「欠落」である。

円の内側に突起している物は円の外側から見れば「欠落」であるけれども、円の内側から見れば「突出」である。

つまりどちらも不完全なのだ。

突出と欠落の間を行くのが中庸の道だと思うのだが、現代人はどちらか一方の立場でしか観られない人が多いと思う。

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コメント (23)
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