玉川上水みどりといきもの会議

玉川上水の自然を生物多様性の観点でとらえ、そのよりよいあり方を模索し、発信します

フクロウの食べ物調べ 10

2023-01-29 10:25:52 | 5月の植物
八ヶ岳でネズミを捕獲した話をしましたが、その時、スライドでシャーマントラップの説明をしました。間のいいことに、久保さんがシャーマントラップの現物を持ってきておられて、どうなると入口が閉まるかの説明をしてくれました。


シャーマントラップの説明をする久保さん(中央)

その時に、男の子たちが寄ってきて、食い入るように見つめて
「それで、どうなると入口が閉まるの?」
と盛んに質問していました。
どうも男の子は捕まえることに関心が強いような気がします。


*写真は青木計意子さんによるものです。写真の公開は了解を得ています。

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フクロウの食べ物調べ 9

2023-01-29 10:20:19 | イベント
骨の取り出しをしてもらいながら、時々追加説明をしました。
フクロウの目が顔の前についていることの説明です。ヒトを含むサルは目が前についていてフクロウと共通です。それは左右の目の視野を重ねることで立体視をするためです。
 それを体験的に理解してもらうために、片目をつむって左右の手を開いたまま、顔の前で人差し指を重ねてもらいました。これはできない人が多いようでした。
 次にるよ8眼を開いて同じことをしてもらうと、多くの人はうまくできたようです。ただし、これえもうまくいかない人がいて苦笑いしていました。



次に久保さんがサルの頭骨を持ってきておられて、おとなと子どもがあったので、どちらが人に似ているかという話をしました。小猿の方です。これはヒトが幼児化しているからで、さまざまな議論があります。子どもほどおでこが出ていて、口が未発達、大人になる程顔の口の部分が発達します。サルはそれがさらに進んでいて、タヌキなどはむしろその部分がずっと前に出ています。その極みはウマで、その意味では「馬面」というのは間違いで、人の「長い顔」は前後ではなく上下に長いのです。そのあたりのことを板書して説明しました。


板書といえば、「歌うおじさん」とニックネームをつけた尺骨ですが、シカの上腕骨と尺骨があったので、その回転運動をしました。

シカ尺骨の説明


そうしたらある子が
「それってシカのどこなの?」
と聞いてきたので、板書して説明しました。




*写真は青木計意子さんによるものです。写真の公開は了解を得ています。
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フクロウの食べ物調べ 8

2023-01-29 09:46:51 | イベント
前の方に展示をしました。

フクロウ これは私が津田塾大学のキャンパスの林を歩いていて偶然見つけた死体を標本にしたものです。

ネズミの骨の拡大模型

ネズミを追うフクロウ

木に止まるフクロウ

標本を見る子供たち


*写真は青木計意子さんによるものです。写真の公開は了解を得ています。
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フクロウの食べ物調べ 7

2023-01-29 09:42:23 | イベント
取り出した骨はシャーレに入れてもらいました。その時、ネズミの骨格図を台紙にして、その上にシャーレを置いてわかりやすくしました。




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フクロウの食べ物調べ 6

2023-01-29 08:40:16 | イベント
「先生、これなんですか?」と質問があると説明しました。




下の写真を見て思いましたが、大人というのは子供からは見上げるような存在であり、それは遠慮のような気持ちにつながると思い、できるだけ視線を下げるのがいいなと思いました。



*写真は青木計意子さんによるものです。写真の公開は了解を得ています。
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