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玉川上水みどりといきもの会議

玉川上水の自然を生物多様性の観点でとらえ、そのよりよいあり方を模索し、発信します

上宿橋 ねじれの位置

2016-04-20 02:53:26 | 玉川上水点描


砂川の上宿橋からみた残堀川 2016.3.30

砂川の神宿橋ではおかしなものを見ることになる。玉川上水の下を川が横切るのだ。川は自然に枝分かれをする。地形的にはあまりないことだろうが、ある川に直角的に川がぶつかることはないとはいえない。だが、その場合はぶつかったあと、合流して大きな川になる、つまり形はいろいろあってもY字型になる。
 しかしこれは運河だから2本の川を直行させることはできないわけではない。Aという川を作り、それに直交するB川をつくり、Aを3本の支流にするというわけだ。必要に応じてAを1本になるように立て板のようなものを入れれば、Bに流れなくすることもできるだろう。これは同一面でおこなうことになる。
 だが、ここでは2本の運河の高さが違うのだ。中学校のとき「ねじれの位置」というのを習った。平行線は交わらないが、ねじれの位置にある2本も交わらない。なんとなくおもしろいと思った。それがここで実現されている。玉川上水がA、Bを残堀川という。


ねじれの位置

 と説明したが、これは実際とは大きく違う。だが、ひとまずこう説明しないと、わかりにくいからだ。実際には玉川上水はここで「消える」のだ。そして玉川上水があるべき位置に残堀川が直交して出現する。玉川上水はその直前で地下にもぐり、残堀川の下をくぐってから再び何もなかったように下流に流れてゆく。


玉川上水(緑)と残堀川(青)の関係

 この図では橋などを略したが、それでもかなり複雑でうまく表現できていない。

実際の景色に2つの川をかき込むとこうなる(2014.4.3)。



 これは大工事だったはずだ。なぜこうしたのだろう?それにはそれなりの土木学上の理由もあったに違いない。玉川上水の勉強をしてそれを学びたい。

クヌギの実生

2016-04-20 02:34:56 | 玉川上水点描
コナラの枝、というか幹から枝分かれした部分の芯の部分が腐って樹洞のようになっていました。ふとなかを覗くと、なんとそのなかにクヌギの実生がありました。この辺りにはコナラもクヌギもありますから、樹上から落ちたクヌギのドングリがコナラの「樹洞」に落ちて芽生えたに違いありません。確率的にいえば、この実生は長生きしないでしょう。ここでもう少し生きるでしょうが、狭いし、乾燥するなどして枯れてしまうでしょう。運が悪かったわけですが、種子というものは着地し、発根すればそこで生きるしかありません。条件が整えば発芽し、水と光があれば光合成をして成長しますが、はじめのうちは地面に落ちても、この実生のように「樹洞」に落ちても大きな違いはないはずです。「何も知らずに」といういいかたはおかしいですが、まあそういう感じで生きているわけです。
 しかし、木の寿命は長く、人の想像を超えたところがあります。何が起きるかわかりません。なんらかの理由でこのコナラの木が折れたり、倒れたりすることがないとはいえません。そうしたらこのクヌギの実生は新しい土地を得て大きく育つかもしれません。あるいはここで若木になり、さらに大きくなって、その頃には「樹洞」のあたりが腐ってしまって、クヌギの若木が肥大しながらコナラを破壊して根を伸ばして定着しないとはいいきれません。
 なんだか不思議なものを見たような気になりました。





金比羅橋から玉川上水駅へ ゆったり

2016-04-20 02:06:50 | 玉川上水点描


金比羅橋から下流へ 2016.3.30

砂川から小平へ下ると、金比羅橋という橋があり、どことなく農村のただずまいが残っている雰囲気があります。そこから東へ歩くと、小平あたりにはない静けさがあり、ほとんど人にも出会いません。クヌギの立派な木があり、道は上水とその樹列とのあいだを進みます。このあたりは玉川上水に入れないように高さ2メートルくらいの塀があり、景観としてはよくありません。小平あたりでは膝くらいの低い柵なので、ちょいと中に入って写真を撮影するくらいはできるのですが、ここではそれはできません。そうではありますが、小平あたりの、いつも人がいて、地面がふみつけられたような、植物からみると余裕のないような雰囲気がなく、ゆったりしているというか、草の伸びなどものびのびしている感じがあります。

小平中央公園 少年

2016-04-20 02:00:53 | 玉川上水点描


小平中央公園近くで魚取りをする少年たち 15.6.21

男の子というのは虫とり、魚とりに夢中になるものです。初夏のある日、暑くなって水に入るのが気持ちよいくらいになっていました。玉川上水を散歩していたら、少年たちが魚とりをしていました。玉川上水に沿って小さな流れがあり、少年たちはそこに入っていました。東京ではあまり見かけない光景だったので、なつかしくもあり、撮影しました。