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玉川上水みどりといきもの会議

玉川上水の自然を生物多様性の観点でとらえ、そのよりよいあり方を模索し、発信します

ぽんぽこ便り マーカーをセット

2016-12-10 10:01:41 | ぽんぽこ便り
いよいよセッティングの6月15日、チームぽんぽこのメンバーとともに津田塾大学へ。大学構内のタヌキが来そうな場所を4箇所選んで、北東の津田梅子先生の墓所の近くにピンクのマーカーを、東には緑、南東にはブルー、南西にはオレンジのを置きました。


津田塾大学の4箇所に違う色のマーカーを置いた。

それぞれの場所では木の根元に餌を置き、いつどこに何個の餌を置いたか状況記録の写真を撮りました。みんなで餌を並べたり撮影をしていきました。





 明日からは、チームメンバーでシフトを組んで、餌のなくなり具合とタメフンを確認し、カメラのデータの回収をすることにしました。ちょっとどきどきです。

ぽんぽこ便り ソーセージに入れる

2016-12-10 09:24:39 | ぽんぽこ便り
次にラベルマーカーを入れる餌を用意しました。何がよいのか、作りやすいのかわからないので、とりあえず豚肉ベーコン、豚鶏肉ソーセージ、魚肉ソーセージの3種を試してみることにしました。ソーセージに切れ目を入れてラベルマーカーを入れました。



ひとつの種類のソーセージに10枚のマーカーを入れ、餌を置く場所は4箇所あるので、
 3種の餌×10枚ずつ×4箇所=120枚
になります。なかなかの作業ですが、なんとかできました。そしてそれぞれ何色何番かわかるように小分けにして明日に備えました。




ぽんぽこ便り マーカーを作る

2016-12-10 08:11:23 | ぽんぽこ便り
 2016年6月、「マーカー調査」をするためのマーカーと餌を準備することにしました。
 まずはマーカーを何でどう作ろうかと、渋谷の東急ハンズへ行き、必要十分な文字盤がついた、安めのオモチャのような作成機「DYMO」とカラフルなラベルシールを買いました。「すぐに壊れそうだけど、大丈夫かなー」と思いながら、帰宅後早速作ってみることに。印字やシール挿入にちょっとコツがいるものの、なかなかかわいくできました。



 でも、ただカットするだけの四角のマーカーだと、角が尖っていて、口の中やお腹の中、そして出てくるときにはお尻を傷つけてしまいそうです。それに、あんまり大きいとお腹に残ってしまうかもしれないから、できるだけ小さくしたいと思いました。そこで、できるだけ「丸く、小さく」ハサミで切ることにしました。
 完成したものがコチラ。かわいいし記録のために、並べて撮影をしておきました。




ぽんぽこ便り マーカー調査

2016-12-10 07:39:26 | ぽんぽこ便り
 私(棚橋)はタヌキのタメフン場を見ながら
「それにしても、このフンをしているタヌキは、どこからどこまでが行動範囲なんだろう? 寝ぐらはどこなのだろう?」



ということが気になり、高槻先生に尋ねると
「それはわからないけど、調べるなら、以前私の指導した学生がやったマーカー調査をすればわかるかもしれない。」
とのこと。
 「マーカー調査」とは、ソーセージなどの餌にプラスチックの色番号付きマーカー片を入れてタヌキの来そうな場所に置き、それを食べたタヌキのフンから出てきたマーカーを調べることにより、タヌキの動きを推定するというものです。
「ぜひ、やってみたいです!」
私は思い切って申し出てみました。

ぽんぽこ便り チームぽんぽこ

2016-12-10 06:09:51 | ぽんぽこ便り
 「地球永住計画」の活動として玉川上水の生態系を観察する試みが始まりました。その一部として「身近な野生動物」である「タヌキ」を観察し、そこから生態系の「つながり」を見てみようとしています。
 ある日、津田塾大学構内に見つかったタメフン場を見せてもらいました。センサーカメラにはフンをするタヌキの姿も写っていました。
「な、なんと可愛らしい…!」



植物や昆虫よりも哺乳類が好きな私は、調査するならタヌキにガッツリ関わりたい!と思い、早速高槻先生に申し出ました。
 そして私たちは武蔵美の学生数名とともに「チームぽんぽこ」を結成し、タヌキの調査を始めることにしました。