ひねもす日報

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向谷地悦子さんと「板書」の研究ワークショップ

2024年03月23日 | 研修
 べてるの向谷地先生の奥さまによる講座に参加。
今回もご長男がおられ、会の終わり補足で学びになるお話を。
べてる発祥の当事者研究に参加したのは横浜のNPOUmiのいえ
という助産師さんが開いている場で開催されたものだった。
その時の板書が興味深くわたしもすぐにたずねた。
「板書ってどうやるんですか?」。全国の当事者研究で
この質問があるそうで、この度「板書の会」に至ったとのこと。
「板書は上手い下手はなく心」とおっしゃる。
「見える化」すると話はスムーズに頭は整理され、
同じ話のループにならなくて良いんだよなー。
板書があることで過去に流れていった話を反芻することも
容易になるし。わたしは近年ずっと息子への
お願いや支持出し「○○しておいてね」は書き出しながら
伝える。そのメモを息子は学校へ持参したり家なら
見やすい場所に置いておいたりする。
「書いても見ない」と決めつけていた学童スタッフに会った
ことがあるが、わたしは思い返せば保育園児の頃から
お願いや支持は見える化していた。保育園時代はイラスト多め、
色塗ってかわいくして朝や夜のルーティーンを壁に
貼っておいた。口頭で言わずイラストを指さして、
「お母さんが言いたいこと、分かる?」とたずねていた。
懐かしい・・・。最近は「出来たね帳」なるものをもう4冊目かな。
毎年将棋連盟から連盟会員に加入している人に向けて手帳が届く。
それに「今日は○○出来たね、母助かった、ありがとう」と
書いている。4日まとめて書くこともあるが続けている。
すると息子の出来ることややってくれることが定着して
わたしが助かるんです。

 お一方の話をインタビューする悦子さん。そのインタビューを
参加者が板書してそれを皆で見せ合う会。この会は
しばらく継続されるそうで、今後へ「インタビュー」への
リクエストをした。同じ話を「聴く」でも、
質問力って絶対あると考えている。
傾聴のその向こうが、わたし自身も、そして学びを共にする
人たちも現場で難しいと話していた。そこを探求している。

コメント
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