ひねもす日報

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CFAともやい

2022年05月22日 | Weblog
 昨日は息子学校→将棋、夫は朝5時台出発でゴルフ。
パン屋でパートしよったころ、今のわたしと同世代、娘さん中学生の同僚がいらっしゃった
けれど、週末どっちかパートにきよんしゃってね。当時息子が保育園児だったわたしから
すると、「週末がフリーになる」ということが想像もつかんやったけれど、
今そうなったというね。

 ということで昨日はZOOM勉強会午後と夜参加。

★CFA「こども×社会課題」勉強会
 CFAはチャイルドフォーオールの頭文字。
以前は何の勉強会に出席したのか失念したが…、今回はDJ ASKA(アニソンDJさん
らしい)こと飛鳥氏が登壇する
ので参加。ASKA氏は、以前NPOのPIECESさんの有料月一学習会のとある月の講師だった。
自身も引きこもり経験があって、6年学童で勤務したのちに弁護士へ。そして社会福祉士持ち。
氏は公と私の施設両方の視点から語ってくださるので話が興味深いっちゃんね。
CFAさんは台東区の方で学童等を運営されているとのこと。
ある日のイベントの決まり事はたった一つ。「人を傷つけない、自分を傷つけない」。
これ、まさに、と感じ入る。そして、「子どもにとって遊びが大事」であること、
「現場における対話の大事さ」などを拝聴。
わたしがなんでシッターの仕事にもやついているのか分かった。
わたしは「怒って」いたのだなぁ。
親が子を管理しすぎることに対して。
生まれたばかりの赤ちゃんて、「寝る」「飲む」「泣く」しか
出来ん。のに、「泣く」を必死で排除しようとする。それをやめて欲しかった
んだと発見。「泣く」を親に「承認」してほしかったと。
寝んトレといって、「眠りトレーニング」を生まれたばかりの
人に強要するのもやめて欲しかったんだなー。
少し大きくなるとおむつ装着時代から受験や習い事。
遊ぶ時間もなく。ご家庭それぞれの考えはある。それと同様にわたしの気持ちもある。
親は、「先で遊べるように」とおむつ頃から勉強させたり塾行かせたりしたと
してよ。その「先」でスマホゲームばかりしては、小さい時代の勉強詰込みと
遊ぶ体験のなさって、どういう意味を成すのかと、息子と議論。
わが子がスマホゲームばかりする未来の見えなさとかあろうけれど、
反抗期になって、親の意見通そうとしても、わが子は
小さい時代ともう違う人間であるということはお分かりでしょうか。
「うちの子(だけ)は違う」って思っているのかな。
その後神田白山のラジオ聴いて爆笑。白山の大阪弁模倣最高すぎる。

★日本を外から学ぶ学習会 「少なくない日本の貧困層 ―コロナ禍がもたらしたものー」
 今までいろいろな勉強会に出席したが間違いなくトップ3に入る内容。
講師も主催者も存じ上げなかったが、タイトルだけで参加。
主催の先生はイギリス在住の日本女性。
「今日は青学の生徒に助けてもらっていますが、九大やいろいろな生徒さんに
運営お願いしています」「帰国したら色々な大学で登壇しています」という女性。
名前失念しとる…(残念)。その先生は人権を学習しているとのこと。
過去の登壇者リスト紹介もすごかった。
北九州で活動している抱樸の代表さんなど多数。

 本日は今回でこの会3回目の登壇となる
「講師紹介* 大西連氏。認定NPO法人自立生活サポートセンター・もやい理事長。
2010年より東京・新宿での路上生活者支援活動に取り組み、2014年から現職。
2021年には政府の内閣官房孤独・孤立対策担当室政策参与に就任。今年度まで3年間
早稲田大学文化構想学部での非常勤講師も務める。著書には『絶望しないための貧困学』
(2019年)『すぐそばにある貧困』(2015年)など。」。

 質疑応答前の休憩に、二階から勉強が終わり、今から一階で将棋をする息子がおりてきた。
「もやい!?」。もやいさんは福祉業界で有名。しかし、そこからの「大西さん??」。
「さっきツィッター読んだ人やん!」。ってなるから、今の時代すごいよね。
会の日は月に一度、もやいさんが新宿都庁下で炊き出しする日で、
その話聞いたり、会を運営する大学生も一緒に参加しており、彼らの感想を聴いたりした。
イギリスから帰国すると、先生ももちろん参加なさるとのこと。
 特筆すべきは質疑応答。
今まで100回ぐらい勉強会や本などで問われていた質問に対する
大西氏のアンサーは今までのどの
それとも違い、かつ現場の声、かつ大西氏の話ですごくおもしろかった!
イギリス在住の先生はイギリスの取り組みをお聞かせくださった。
また参加したい回です。
コメント
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