ひねもす日報

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「覆す力」

2016年02月05日 | 本・映画
 わたしが働く職場に教師一家に育ち自身ももちろんその道へと
教職をとるも手術となり叶わず、50代から初めて仕事を開始、
水を得た魚のようにお仕事をされている方がいる。彼女は
「低学年までの団体行動の大事さ」を説く。「学童や児童館で
揉まれなくちゃだめ」と。
 わたしは幼稚園時代から団体行動が苦手で、ひとりで遊ぶのが
苦にならない子どもだった。遠足、修学旅行は嫌いだった。
でも行ったら楽しかったような(笑)?団体行動が苦手でも、
そうするべき時に和を乱さずに我慢出来れば、それ以外の
時間はフリーにしてあげたい。無理にやりたくない遊びに
入れることはないと思う。苦手なことなんて教室でやっている
んじゃないかなあ。「強制ではなく見守り」という
職場のモットーはいいけれど、だから「子どもと遊びすぎるな」
と注意されるのは疑問。自分を思っても、「おとなが本気で
一緒に遊ぶ」機会はそう多くないのでは。そしてそういう
ことを結構子どもは喜んでくれる子どもに媚びてまで仲良くならなくていい。
ただ、。一緒に遊ばなくちゃ仲良くなれない。
寝食共にしている我が子ではない。ほんの数時間お預かり
するタイミングしか信頼関係を築く時間がないのだ。
そのおばちゃんは子どもと楽しく遊ぶのを軽視し、
「遠くから離れて観察」することに重きを置き過ぎているのが嫌。

 先日再び千駄ヶ谷でmonmouth tea飲んだ。やっぱり美味しい。
今度は茶葉を買おう。気になっていたCafe&Bar 鳩ノ森でランチ。
スパイス系の食べ物は子ども同伴で飲食店に入るようになって以降は
全然食べられなくなっていたので新鮮だった。先日入った台湾
まぜ麺せんだが家は内装がSONESみたいで懐かしかった。この辺りの
飲食店はお洒落。でもキツ過ぎないのが良い。毎週行くのも苦に
ならないゾーン。

 息子が通う道場の空手新年会に夫婦で参加。この道場は父兄が
かなり飲み会に参加するのだ(汗)。夫は今まで逃げてきたが
もう逃げられずの出席…。こうして飲み会に出ておくと信頼される
ような節がある。飲んで信頼得られるならまぁ、いいか、であるが
…。

 「広がれわたし」という二年生生活課の授業。「小さな頃の自分が
どうだったか、親にインタビューしよう」という内容。思い出すことは
恨み節系のエピソードばかりの自分。夫からは恐らく
授業が求めているエピソードが出たのでそちらを採用してもらう。
「そのエピソードを聞いてどうおもいましたか」の欄に書きこめない息子。
これは「ぐりとぐら」の筆者曰く「子どもは過去に興味はない。
昔話ではなく、未来の話を一緒にしてあげて下さい」というやつか。
最近ばれる嘘をつくようになってきた。下らん嘘をつく。
思い返せばわたしも2年生の頃、何故だか下らん嘘をついていたような気がする。
仕方ないのかなと思うも、「嘘スタンプラリー」を作る(笑)。
スタンプ5の倍数ずつで将棋に関するペナルティがある。
これでわたしは必要以上に怒る必要もなく、ドライに対応が出来るように。
尾木ママの「叱らない子育て☆」みたいな品を中古で買ってしまうほどに
追い詰められている(苦笑)。
 
 Twitterで若手棋士が森内 俊之の「覆す力」を元気がない時に
読みかえすというようなことが書いてあり早速購入。森内氏の自伝。
「やっぱ棋士ってすげぇなー」
と遠い目になってしまう脳の話や親しみを持てる話など、
今までウティに興味なかったけれど面白い。今まで棋士関連の
話をいくつか読んだけれど、「薄氷を踏むような友情」が、切なくて
たまらない。伝説の島研究会の話とかしみ入る…。島先生を先日
将棋会館で見かけて興奮した。「聖の青春」に関するネットの
記事を読んでびっくり。松山ケンイチってまだ30歳なの!?意外と若い。
コメント
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