ひねもす日報

このブログももうすぐ開設20年とは

ピースオブケイク

2010年08月30日 | 本・映画
 土曜日、空手の稽古が終って百貨店の地下へ間違えて入り込む。そしたら画像の豚まんがいたのでセガレ向けに買う。しかし、余り喜ばれなかった。オヤゴコロなんてこうやって報われないもんだ。わたしも小さな頃、母親に放生夜へ連れて行かれるのが苦手だった。祭り=子どもは楽しい、という図式は当てはまらん。わたしは二十歳頃が祭りや果物狩り、海水浴元年だった。二十歳以前はそういうものに楽しみを見出せなかった。「子どもはこういうのが好きやろう」と決めつけて押しつけることはしたくない。今はセガレがしゃべられんけれども、話すようになったら彼の声に耳を傾け、時に折衷、時に諭しながら、レ―ルを敷くのではなく「道しるべ」くらいでいたいものだ。「道しるべ」はうちの父親がわたしに言っていたこと。

 この週末は何だか楽しかった。この夏はマンゴー味のかき氷のおいしさを発見。

 「ピースオブケイク/ジョージ朝倉」全巻読む。読み応えのあるマンガだった。男の人が、過去の女にすがられてグラついて会う気持ち、分かる。幼馴染で付き合って6年の彼女がいながら主人公へちょっかい出してくる男子。世の中は正論ばかりではないよね。だったら正論の存在意義は?だけれども、頭で分かっていながらそうできないってのは確かにあるもんだ。
コメント
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