ひねもす日報

このブログももうすぐ開設20年とは

生きているのはひまつぶし/深沢七郎

2006年09月06日 | 本・映画
 先月中旬から、卵巣の辺りに突っ張るような違和感や、小さな痛みが
あった。でも、気にし過ぎもよくないし、考え事をしている時期だったので、
心の不調が身体に出たのだと思っていた。 しばらくして、それは消えた。
そのことを忘れそうになっていた、昨日。仕事場にて、模様がおかしい。
気だるさ、小さな痛みを卵巣に感じる。上手く人に伝えられないが、明ら
かに普通ではない。最初は、心かなと思った。最近何かと滅入り気味な
ので、それで身体がおかしいのかと思った。
 しかし、時間が経つにつれて、卵巣からだと分かる。夜になり、症状は
さらに顕著になった。
 明日、仕事が休みなので病院へ行こうと思う。掛かりつけのおじいちゃ
ん先生。昨年末辺りに一度掛かったときは、卵巣異常なしと言われたけ
れど。

「婦人科系も色々病気があるから、大した事ないやつだよ」と
伯母に言われ、励みになる。

 でも、よく考えたら、闘病で痛いとか辛いは嫌だけれど、
死ぬのは怖くない。死んだら、先立っている母に、彼女亡き後の
17年を怒られるだろうな、という程度。
 夫はわたしが亡き後も、ちゃんと暮らしていける人だと信じているし、子供もい
ない。親も歳は取っているが、大病ではないから、心配はない。
 来月のベンツ博物館は行きたかったけれど、特に遣り残したことは
ないと思う。

 明日病院へ行くが、何らか病に掛かっているのなら、それは
もう起こってしまったことで、どうにも出来ないから、何なりと
対応していくしかないだろう。
 昨日から取り寄せた「生きているのはひまつぶし/深沢七郎」
を読んでいる。こんな気分のときにバッチリだ。彼の人生観の書だが、
つらつら読める。好き嫌いはあるだろうが、白黒ハッキリするのが
好きな人は面白く読めるのでは。少々端的過ぎるが、それも面白い
から良いのである。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする