ひねもす日報

このブログももうすぐ開設20年とは

マブイ落ち

2006年01月17日 | Weblog
 頭が働かない。魂を博多に落として帰ってきた模様。
 博多に帰省&湯布院へ行った。湯布院はやや寂れてしまったか?感があったが、それもまた良し。空気が綺麗で、夜は本当にしんとした静けさのあの場所はわたしは好きだ。盆地だからか、朝霧が落ちてくる。夜明けを待つ薄暗い中の朝霧の風景を、いつも興味深く眺める。
 別荘というのも良い。宿だと、チェックアウトの時刻が気になる。好きな時間に入り、出ることが出来るのは、別荘の良さだ。ずいぶん前から売りに出しているが、今のご時世中々売れない模様。

 博多は、仲の良い友人が故郷へ帰ってしまっていて会えず、少し寂しかった。人の人生、それぞれの事情と思いながらも、旧知の仲でお酒を呑みながら話すのは大変楽しいものだ。それでも相手をしてくれた友人たちと楽しい博多酒をした。会いたい人はたくさんいるが、中々そうもいかないのが残念。

 乗りたかった伯母の車を運転。気分は松任谷由美の旦那。「どうです、松任谷さん」と車番組のように尋ねられたらいくらでもこの車について答えたい気分だった。百道浜を見て、愛宕へ海沿いを走り、小戸のヨットハーバー辺りでミニカー屋を発見。入る。資本金が掛かったようなお店。「はて?」と思うと、大手車会社が経営していると分かった。その会社がすぐ側にあり、なるほどと思う。サンセット辺りまで行ってお茶をしたかったが、時間がなくて断念。その手前の公園で、博多西地区の空気を吸って帰宅。

 10ヶ月振りに帰った博多。生まれて育った場所はやっぱり良い。

 そして、今職場。こんなぼんやり思考ではいられないような内容の話を聞くと、現実に引き戻される。「そんなヤル気ないんじゃ仕事見付かんないよ」「時間を無駄に過ごしている」「もっと勉強しないと」。自分に言われているようだ。会社にまた通いながら、こういう話を聞き、少しずつ魂が戻ってくるのを待とう。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする