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2008,12,23九州・阿蘇山

2012年02月18日 | 097.阿蘇山 098霧島(韓国岳)

12月23日、九州日本百名山登山、4日目午後阿蘇山リベンジ登山です。

今年の年末は入社して以来初めて20日からお休みとなったので、それを利用して九州日本百名山登山を急遽、単独で企画しました。鹿児島に降り立った後1日目は開聞岳、2日目は霧島・韓国岳を登頂しました。

昨日の3日目の22日は阿蘇山登山の予定でしたが、降雪により中止しました。仙酔峡ロープウェイまで行って受付で聞いたところ、一組の登山者が登った様ですが戻ってきた様です。阿蘇登山は翌日に延期してゆっくり温泉ツアーに変更しました。 

今日の4日目は計画を変更して午前は祖母山、午後は阿蘇山の二山登山となりました。祖母山は時間短縮のため当初予定していた尾平登山口からの登山から阿蘇山に最も近い北谷登山口へ変更して山頂を目指しました。そして、午後はその足で阿蘇山仙酔峡ロープウェイ向かいました。

昨日降った雪で阿蘇山も一面の銀世界でしたが、雄大な阿蘇山からの眺めも堪能できました。

高岳山頂は青空でした。

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祖母山から阿蘇山への移動中、隣の根子岳が見えました。山頂は崩落がすすんでいます。

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阿蘇山は低背の木々や草で覆われています。

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仙酔峡ロープウェイ乗り場へ車で上がっていきます。仙酔峡ロープウェイの所要時間は約9分で、中岳を上がっていきます。 *仙酔峡ロープウェイは現在運行を中止しています。

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火口東駅に到着するとそこから10分ほど上がると中岳西稜展望所があります。

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目の前には中岳が聳え立っていますが、今日は恥ずかしい様です。

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中岳西稜展望所から火口の淵の溶岩流地帯です。雪が積もったことで地形がよく分かります。

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第一火口付近の淵です。向こうは雲ではなく、噴煙が上がっています。

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展望所で見学した後は中岳へ向かいます。中岳山頂が少しずつ見えてきました。

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淵を通っていきますが、風の通り道なので視界が悪い時と風が強い時は注意が必要な地点です。

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遮るものが何もありません。

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第三、第四火口付近の火口の淵です。

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展望所側です。ガスっています。

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山道が頂上まで続いています。雪が被ってますが、これならわかりやすいですね。

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中岳の頂に標柱が見えてきました。

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中岳山頂、ゲットしました。

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向こう側に阿蘇の町が見えてきました。

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中岳山頂を後にします。ようやく恥ずかしくなくなった様です。

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ガスが抜けて天気が良くなったので高岳まで縦走が面白くなってきましたよ。

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高岳です。 まだまだ先の様に見えますが、頂上までおおよそ20-30分というところです。

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トレースを外さない様に登っていきます。

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樹氷のアップ写真です。

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高岳山頂が見えてきました。

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高岳山頂には青空が広がってます。

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日本百名山、阿蘇山、高岳山頂登頂しました。

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中岳側です。

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本当は仙酔尾根を下山してロープウェイの駅に戻りたかったのですが、トレースがよく見えなくなっているのとスリップしそうなので、無理せずにピストンで戻る事にしました。

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中岳が見えてきました。

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いい天気ですが、既に3時を過ぎていますので下山を開始します。

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展望所近くまで戻ってきら、ガスもなくなってました。

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行きには見られなかった青空となっています。

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第一火口付近です。

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ロープウェイの駅に到着しました。

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ロープウェイの乗り場迄の下山ルートもあるので、歩いて下山する事にしました。

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結局、スタートしてすぐに人とすれ違っただけで、以降はここに戻って来るまで一人も出会いませんでした。

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ロープウェイ駅の駐車場に到着しました。

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この後、湯布院に向かいました。

登頂日:2008年12月23日 形態:日帰り メンバー:単独  天候: 晴れ  標高:1,592m
標高差:692m  コースタイム:2時間(休憩、食事他全てコミコミのタイム)
コース:仙酔峡ロープウェイ河口東より→中岳→高岳(下山は同一ピストン)


2012,02,04奥多摩・雲取山

2012年02月05日 | 065.両神山 066.雲取山

2月4日雲取山へ行ってきました。

東京のはずれ奥多摩にある東京、山梨、埼玉にまたがる三県境の2,000m級の山。北アルプスや南アルプスと違って危険なところも無く気軽に行ける雪山として人気です。この日はものすごく天気が良く、日帰りの登山客や避難小屋、雲取山荘泊まりの人達がたくさん来ていました。

*2月4日現在、鴨沢ルートは登山口より雪があります(堂所下くらいまでは雪が無いところ、陽が当たり雪解けしたところは凍っているところ等もあります)。それ以上は基本的にほとんど雪で、山頂あたりで20-30cm位で場所によりもっとあります。

*アイゼンは必須で持って行って下さい。上りは何とかなりますが、下りは必須です。鴨沢ルートは細い山道が多いのでアイゼン無しは危険です。

*山頂はもちろん零下で、避難小屋内の温度計では午前11時で零下3度でした。この日は風もほとんど無く晴天でしたが、風が吹くと体感温度が下がりますのでニット帽(耳が隠れるもの)、厚手のグローブ等は必需品です。手が冷たかった。

*距離、標高差があり、日帰りは健脚向きです。七ッ石山の手前辺りからの急登、尾根づたいの数度のアップダウンがあり山頂に近付くにつれて厳しくなっていきますので、スタミナ切れにならないようにして下さい。また、日帰りの場合はなるべく早朝に出発した方がいいと思いますよ。

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夜も明けた鴨沢登山口に6時30分に到着しました。もっと早くスタートするはずでしたがこの時間になってしまいました。

鴨沢バス停の手前を右折し、駐車場で切り返し、林道を上がっていきます。林道の脇にも雪がたくさんありますし、道路も一部凍っているので注意して下さい。

準備を整えて7時前にスタートします。ちょうど、スタートのタイミングが単独の3名とかちあってしまったので、あまり練習をしていないお主は最後にスタートします。

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登山口には約3台、奥に確か2台位は止められたと思います。ただ、今年は雪で覆われているかもしれません。あとは、ここから10分位下ったところにある駐車場となります。

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鴨沢登山口です。

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昨年と違い、今年は寒くて雪が多いので登山口のスタートから雪があります。

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堂所までの三分の二当たりまでは、陽の当たるところは雪のないところもあります。

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杉林からのスタートです。

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針葉樹林帯はやはり陽があたらないせいか、比較的雪が多い様に感じます。

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林道は七つ石山までは杉林の中だったり、落葉樹林帯との境目を通る事が多いです。

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陽が当たるところ迄登ってきました。

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堂所へ到着しました。堂所は七つ石山までの三分の二のあたりにあります。広いわけでも平なわけでもありません。山道の分岐の様にも見えますが、下に続いているのでしょうか?

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堂所を少し上に登ったあたりのちょっとした平なスペースです。

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この後は少し瘠せ尾根が続きます。

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標高が高くなるにつれてだんだん踏みしめる雪の音が変わってくるんです。上に登るにつれて音階がだんだん高くなって行きますよ。

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この辺りまで来ると雪がしっかりついてきます。

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七つ石山に近いところに来ると急登が始まります。

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最初の七つ石山への分岐です。

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道が狭いので、スリップ、すれ違いは注意ですね。

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鳥の巣箱がたくさんかかっています。

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この辺りで唯一雪の無い場所です。

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おーっ! 富士山が見えてきたーっ!

やっぱり富士山が見えると嬉しいですね。

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さっきまで左に巻いてましたが、さっきの雪の無いところを折り返して今度は右から巻きます。

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この急登、お主には辛く、さすが雲取山の長さを感じてきましたよ。

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また左に巻きます。

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今日は綺麗な青空です。

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七つ石小屋への分岐です。

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七つ石小屋に行ったことがないので、今日は七つ石小屋経由で行くことにしました。

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富士山がぬくぬくと出てきました。

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それにしてもこの急登カンベンしてくれーっ!

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七つ石小屋に到着しました。小屋前の急登も厳しいです。

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七ツ石小屋から巻き道方面に上がったすぐのところは凍っているところが多くて要注意です。

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七つ石小屋からのブナ坂への巻き道です。スリップ注意です。

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尾根上の平なところに出ました。

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尾根からの景色です。白い化粧を施した山々が広がっています。

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外側の巻き道と合流します。

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七つ石小屋の分岐です。

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合流した巻き道をあるいていきます。ほとんど平に近いので歩きやすいところです。

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ようやく明るい尾根に出てきました。

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七つ石山と唐松谷分岐、ブナ坂です。初夏の頃と全然雰囲気が違いますね。

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次は雲取奥多摩小屋を目指します。

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今日はほとんど風もなく、雲取り日和と言うか、何と言うか。サイコーです。

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更に富士山が顔を覗かせます。

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実際にはこんな感じですよ。

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この辺りは軽いアップです。

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天気がよくて景色もいいので爽快な尾根歩きです。

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防火帯に沿って登っていきますよ。

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五十人平、ヘリポートてです。

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雲取奥多摩小屋に到着しました。ここは宿泊のみ、予約も不可との事。やってるのでしょうか?キャンプ指定地でもあるんですね。

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小屋の向こうの急坂です。急坂の尾根道とまき道です。行きは尾根道、帰りはまき道を下りました。小屋から頂上まで50分くらいですが、あといくつこの様な急坂を上がるのでしょうか?

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あとちょっとだけど厳しいーっ!

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振り返るとこんな景色が広がっています。

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ようやく上がりました。

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と思ったらまたまた登りです。

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小ピークを乗り越えます。

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小雲取山への登りです。

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小雲取山頂上手前の富田新道分岐です。

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雲取山頂上の避難小屋が見えてきましたがまだまだ距離があります。

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雲取山荘への分岐、巻き道です。

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ようやく雲取避難小屋が近づいてきました。ここからだとあと20分はかかりそうですね。

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あと少しです。こんなに長かったっけ!?

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雲取山避難小屋まで、あと一登りなのに最後の足が出ません。数回休んで後ろの登山客にプレスをかけられながら何とか登り切りました。

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まず避難小屋の裏手の頂上を目指します。

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雲取山の山頂です。既にたくさんの登山客が訪れています。ここにいる方々は皆さん日帰り登山なんでしょうか?

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雲取山、二度目頂きました。1年越しで待っていた風景です。富士山はこの角度から見えるんですね。サイコーですね。

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今日の富士山は物凄い風が吹いている様ですね。多分、あれは雲ではなく、雪が舞っている様です。

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南アルプスが見えましたよ。右が北岳、左が塩見岳の様です。

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快晴の雲取山ゲットしました。昼食を終えて下山を開始します。

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避難小屋の前からの風景です。

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下りは軽アイゼンを付けて下ります。久々の登場です。

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風が強いのでしょう、雪の風紋がついてます。

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更に激しくなってますね。

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堂所下まで下りてきました。初めて雲取山に登った時下山中、ここで熊だか黒い大きな獣に出会いました。目が悪いお主は遠かったので良く見えませんでした。

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まさにここです。このあたりは夏場は鬱蒼としていて、大鹿がたくさん出没していましたが、その時だけは黒い大きい獣でした。

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3時を回りようやく下山です。お疲れ様でした。

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登頂日:2012年2月4日    形態:日帰り  メンバー:単独  天候: 快晴 標高:2,017m
標高差:約1,500m   コースタイム: 9時間40分
コース: 鴨沢より→堂所→七ッ石小屋→→雲取奥多摩小屋→雲取山避難小屋→雲取山頂
(復路は同一ルートピストン)