2009,06,20奥秩父・甲武信岳

梅雨の晴れ間の6月20日、奥秩父の甲武信岳へ日帰り登山に行ってきました。

甲武信岳というと徳ちゃん新道や戸渡尾根などの南側ルートが一般的ですが、このルートだと登りのコースタイムで約5時間20分もかかってしまうので、日帰りが難しくなります。

その為、お主は裏の毛木平から登る事にしました。ただ、毛木平へのアプローチが大変で野辺山側から回り込まなければなりません。途中、道も間違えたりとちょっと到着が遅くなりました。

毛木平の駐車場はトイレも完備していて広くて綺麗です。

既に団体のマイクロバスやたくさんの車が止まっていますね。

急いで準備をしてスタートです。スタートはハイキング気分で明るい林を楽しみますよ。

十文字峠と甲武信岳の分岐です。

涼しそうな沢づたいに上がって行きます。これは千曲川の源流で、途中迄は遊歩道となっているところを歩きます。

日差しが暑いです。

なめ滝に到着しました。渓流が涼しそうです。

何度となく川を渡ります。

北側の斜面なので苔むしたところも多く広がっています。

千曲川の水源地標です。このあたりから千曲川が始まります。

主稜線に出ました。右に約5時間半程歩くと国師ヶ岳に到達します。

稜線づたいは林となっていてあまり眺望はありません。

山頂直前になると景観が良くなります。

富士山が頭を出しています。

国師ヶ岳見えてきました。

甲武信岳登頂！

これも国師側です。

富士山がすごーい近いですね。

今日は天気もよく時間があるのでピストンで戻らずに三宝山を経由して十文字峠を回って毛木平へ戻る事としました。

三宝山(2,483.3m)です。

どこかの庭園かと思いました。

尻岩です。

結構、山道は大変なところがあります。

ハシゴ、クサリ場があります。

この辺りは狭い岩場なので注意です。

眺望は申し分ありません。

武信白岩山岳の頂上行く分岐です。

シャクナゲが奇麗に咲いてます。

大山です。標高は不明。

岩場のこんな景観の山道を十文字峠に下っていきます。

午後になり、下界は雲が出てきた様です。

クサリ場がいくつかあります。高度感を感じるところではないので、注意を払っていけば問題はありません。

十文字小屋です。テントも数張ですが張れる様で、数組の登山者が休憩していました。

橋を渡って、スタート時の林を抜けて駐車場に到着、終了となります。

『小作』でほうとうを食べ、温泉『たかねの湯』に入って帰りました。

登頂日:2009年6月20日 形態:日帰り縦走　メンバー:単独 　天候: 晴れ　 標高:2,475m
標高差:845m コースタイム:6時間45分(コミコミタイム)
コース: 毛木平より→ナメ滝→千曲川水源地標→甲武信ヶ岳山頂→三宝山→大山→剣ヶ峰山→十文字小屋→毛木平