夏の尾瀬トレッキング。
4年ぶりに1泊2日で尾瀬沼、尾瀬ヶ原、至仏山登山を計画。
マイカーで大清水へ、大清水⇒尾瀬沼⇒見晴⇒竜宮(小屋)⇒ヨッピ橋⇒東電小屋(泊)⇒牛首⇒至仏山⇒鳩待峠→戸倉(シャトルバス)→大清水(路線バス)
尾瀬沼ではニッコウキスゲが満開を迎えて凄い事になってました。
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今回は大清水からのスタートです。
ここは約40年前に尾瀬沼へ行った際に一度来た経験があります。林道の右手の奥に駐車場があります。
ここは1日￥500也で、売店の目の前の舗装された駐車場は20台が駐車可能です。今日は金曜日なので、空いてます。
大清水林道口です。
7月13日-21日まで社会実験とのことで、大清水から一ノ瀬までこの日産の電気自動車のリーフかエコカーのセレナで送迎してくれました。約1時間が助かりました。
一ノ瀬無料休憩所です。早朝の為、まだ開いていません。社会実験のスタッフが待ち構えています。
休憩所の先の石橋を渡ると、
石橋の先に主要林道から左側に分岐した山道があります。こちらを進みます。
滝が見えて来ました。
最初は沢に沿って歩きますが、途中から尾根づたいに登って行きます。
三平峠に到着。ここは林の中で眺望はありません。
三平峠から約20分で三平下・尾瀬沼山荘に到着しました。
無料休憩所の前のベンチで朝食にします。
朝食後、木道を通って長蔵小屋に向かいます。
アヤメの一種でしょうか?
対岸には雲をまとった燧ヶ岳が聳えています。
尾瀬沼にはいくつかの湿原がありますが、今日は大江湿原という湿原を通って尾瀬ヶ原まで向かいます。
長蔵小屋です。40年ぶりで、昔は物凄い多くのツバメの巣があったのを覚えています。今、静かな時が流れています。
長蔵小屋前のピンクのユリです。この後、大江湿原を通り、沼尻へ。
何とニツコウキスゲがピークを迎えています。
これだけのニッコウキスゲは初めて見ました。
尾瀬沼の青空です。この辺りはとても静かですね。
沼尻です。沼尻そばやは営業中でした。ここでコーヒーを一杯。
看板だけの白砂峠を通過して、軽いアップダウンを繰り返しながら見晴に向かいます。
見晴に近づくと熊笹と木道が続くようになります。
約1時間30分で見晴の十字路へ到着しました。ここには小屋がたくさんあります。尾瀬で一番の繁華街です。
トンボが逃げません。
結局、前回と同じ休憩所で昼食とします。
見晴を出発して竜宮に向かいます。
ここにも黄色いお花畑が広がっています。
だんだん、至仏山が近づいて来ました。
一方、こちらは今出発した燧ヶ岳側の見晴の小屋群です。
かきつばたです。
名前が分からない植物たちです。
これはアザミですね。昆虫たちが夏の花に群がっています。
尾瀬ヶ原の小川が涼しそうに流れています。
竜宮に到着、4年前に泊まった竜宮小屋です。ここは尾瀬ヶ原の真ん中に一つだけぽつんとある小屋ですが交通の便がいい小屋ですね。
今日は至仏山、山の鼻方面には向かわず、見晴から向かって右(北西側)に曲がって、ヨッピ橋を経由して東電小屋を目指します。
ヨッピ橋です。鉄骨なのでイマイチ風情がないです。
先に東電小屋が見えて来ました。4年前、この東電小屋の予約が取れず、竜宮小屋に変更しました。
東電小屋です。今日は目の前の別館との事。
時間があったので先に風呂に浸かってしまい、その後、5時半まで寝てしまいました。夕食の案内で目を覚ましたました。今日の東電小屋の献立はハンバーグ、ごぼうサラダ、南蛮漬け、花豆、インゲン、こんにゃく、出汁巻き、ゴボウ、漬け物2種、舞茸のお汁といったところです。おいしくて、ご飯をてんこ盛りで二杯食べてしまいました。
夕方の風景です。ツバメが盛んにえさを追って飛び回っています。
部屋の様子です。定員制でここは二段ベットなので快適な小屋生活が送れます。お風呂も一番風呂でした。
翌日の朝、5時半です。まだ、尾瀬ヶ原にはガスがかかっています。
幻想的な風景です。
東電小屋からヨッピ橋までの間はツキノワグマに注意との事で、東電の管理人さんの話では、よく出るそうです。
日ノ出前の燧ヶ岳です。
今日、尾瀬ヶ原の牛首分岐(中田代三叉路)までは端のルートを通った事がないので、端ノルートから合流する事としました。
尾瀬ヶ原の沼地です。
燧ヶ岳です。この辺りのカットが『夏の思い出』に出てくるカットです。
牛首からの燧ヶ岳です。
牛首からの至仏山です。
今日は土曜日なので、鳩待峠、山の鼻方面からの人たちがたくさん来ています。遠く、関西以西の方々のたくさんいらっしゃいますね。
池の水性植物です。
至仏山と山の鼻が近づいて来ました。
アヤメの群生です。
山の鼻に到着しました。
山の鼻は鳩待峠から下りて来た登山者、観光客で賑わっていました。ベンチで小屋で作ってもらった本日の朝食をとります。その後、ちょっと売店でおみやげを見ました。
山の鼻分岐です。
至仏山の入り口です。
カウンターをくぐって最初は木道の階段を上がります。
徐々にガレた石段に変わります。
高度が上がるにつれ、尾瀬ヶ原の展望がどんどん良くなって行きます。
途中、クサリ場が2-3箇所あります。
尾瀬ヶ原の山の鼻側の湿原地帯です。
平ヶ岳が見えて来ました。まだ、残雪が残っているところがありますね。
越後駒ヶ岳か巻機山だったと思います。
ここは岩と階段だらけで山歩きという感じではありません。
少し巻いた後の最後の登りです。ずっとガレテいます。
至仏山登頂。
高層の雲はありますが、視界は良好です。
山頂です。広々しているとは言いがたいですが、それなりのスペースはあります。平なところが少ないですね。
至仏山の山頂です。
小至仏山です。もう一度、少し上がります。
至仏山です。鳩待峠側の反対側の登山道からの風景です。
林の中に鳩待峠がポツンと見えてます。
笠ヶ岳分岐です。
きれいな湿原があります。ここは好きな風景です。
どんどん高度を下げて鳩待峠へここから下って行きます。
下に降りるにつれて土の登山道と木道が多くなって行きます。
鳩待に近づくと最後は土の登山道です。
鳩待峠に到着しました。
今日は土曜日なので、これからという感じです。
尾瀬の1泊2日のトレッキングは無事終了しました。
戸倉のバス停です。マイカーを置いてある大清水まで路線バスで戻ります。
約20分位でしょうか?
何故かお客は二人だけで、大清水までは運転手さんと話ながらの路線バスの旅となりました。
大清水売店に到着しました。
登頂日:2013年7月19日-7月20日 形態:小屋泊縦走登山 メンバー:夫婦 天候: 曇り時々晴れ 標高:2,228m 標高差:828m コースタイム:登り7時間57分、下り7時間39分(休憩、食事他全てコミコミのタイム) コース:大清水⇒尾瀬沼⇒見晴⇒尾瀬ヶ原⇒ヨッピ橋⇒東電小屋(泊)⇒尾瀬ヶ原⇒至仏山⇒鳩待峠→戸倉(シャトルバス)→大清水(路線バス)