山へ行こうよ! 山web

山も海もマラソンも日常も。。。

家庭菜園パート3 2013,06,08 実も立派になってきた

2013年06月08日 | ブログ

家庭菜園。5月に植えた苗は順調に育っています。

Rimg0389

大分、苗が立派になってきました。

向こう側にはきゅうりとゴーヤを這わせるためのネットを用意しました。

Rimg0388

トマトの中心は第二花房から第三花房ですが、既に第四花房が大きくなり始めているものが出てきました。

Rimg0391

きゅうりの実も大きくなり始めています。

Rimg0390

そろそろ1ヶ月が経過しますので、トマトには化成肥料を鋤込みます。


次期主力戦闘ザック

2013年05月20日 | ブログ

次期主力日帰りザックとしてBlack DiamondのBURNを購入。 

カラーはサルファー、Mサイズ、25Lです。  

昨年のモデルなので既に在庫があまりないですが、 

たまたまこのサルファーを近所で見つけて買ってしまいました。 

細身でバンジーコードとカラーと軽量化が特徴のザックです。 

今回はあまりごちゃごちゃ付いてないモデルを選びました。  

一泊の小屋泊まりでもちょっとサイズ的には厳しいです。 

基本は日帰り用ですね。

Rimg0376

ストックの携帯も難しそう。

今、主力で使っているNorth FaceのTERRA30は何も入れていなくても 

重いのですが、最近のザックはどこのブランドも軽量ですね。 

ただ、強度や使い勝手を落としている様にも思えます。

重いけど信頼性はありました。

Rimg0378_4 

次回のトレッキングでDebutです。 

あとはパンツの老朽更新とハイキング用ローコストシューズです。


日本百名山 効率の良い登頂方法とは? 完登を早める為には? 攻略法とは? -Renewal-

2013年05月19日 | ブログ

2012年9月19日、鹿児島県の世界自然遺産である屋久島の宮之浦岳登頂により、日本百名山を完登しました。日本百名山の完登について今振り返ってみると、比較的早期に完登が出来たのは地方毎にある程度まとめて回れた事に起因します。

登頂履歴

登頂履歴としては 2007年2座、2008年19座、2009年30座、2010年34座、2011年12座、2012年3座で、2008年年末に百名山完登を志して以来、約4年、通算で6年の歳月がかかったと言う事になります。 特に2009年と2010年の夏山シーズンについては所用がない限り、毎週どこかの山に登っていました。早い時期にチャレンジを決めていたら、また、後半は2009年や2010年の様にもっと詰めて計画をしていれば、早く(多分、4年~5年で)完登が出来ていたと思います。

訪問回数

各地方への訪問回数としては、北海道へ一回、東北はおよそ三回に分けました、紀伊一回、近畿・中国併せて一回、四国一回、九州二回とかなり効率的で最小限にこなす事が出来たと思います。特に北海道へ一回というのはなかなか出来ない事だと思いますが、計画的にやったお陰で実現しました。北アルプスは7回の予定が8回、南アルプスは6回の予定が7回、その他、関東甲信越については日帰りから縦走登山まで個別に何度となく訪問していますが、同じ山域に数度行かなくてもいいようにまとめてこなしたり、分割して対応をしておりました。ここを如何に計画的にこなしていくかと言うことです。

山行条件

ホームタウンは関東で、百名山のチャレンジをするには関東が一番有利ではないかと思います。ただ、南関東なので、上信越や北関東へ行くには少し距離がありました。一般サラリーマンで、お休みは土日の週休二日、長期休暇はGW、夏期休暇、年末年始休暇などの長期休暇があります。最近、夏休みが固定から変動に変り、一定の期間内の自己申請に替わった事で、平日を利用した比較的安価なプランが立てやすくなりました。これがお主がおかれている状況となります。

また、お主の車はワゴンだったので、車の中でシュラフで寝泊まりしながら山を登り歩く事が多かったです。夏の東北百名山登山や北海道百名山登山、九州百名山登山などはまさにこのスタイルで、登山口に先乗りしたり、道の駅に駐車してマイカーのワゴンやレンタカーで寝泊まりする事が多かったです。お風呂は各地方の温泉、着替えは一旦近くの町に出たり、山を渡り歩く移動中コインランドリーや翌日の食糧を調達する為に各地方の町に立ち寄りました。おかげで毎回、翌日は洗濯された服を着て綺麗で清潔な登山が出来ていました。

 

プランをたてる

 

まず、2007年に富士山(百名山を完登するまでに四回、主要4ルート制覇)を皮切りに八ヶ岳(赤岳)、丹沢山などから関東近県を中心に始め、百名山挑戦を決意した2008年の年末で九州百名山5座を含めて既に21座が完了していました。

以降はGW、その年の連休、夏休み、秋のSWなど百名山登頂まで簡単な何年間登頂計画を立てて、まずはメインとなる登山を決めた上で土日でも行ける登山を計画していました。いくつか山を決めておいて、天気の悪そうな場合は急遽取り止めたり、行き先を変更する場合もありました。2010年に天気の悪かった北海道登山を前日に中止して、東北登山に切り替えました。結果的に2011年の3.11前に東北の登山を実現する事が出来ました。

それまでの山行履歴

2008年12月  リーマンショックの影響で年末年始の休暇が12/20からとなったので、急遽雪の影響が少なそうな年末の百名山登山として九州5座を回りました。しかしながら九州でも雪が降り、1日登山を中止しました。それによりスケジュールがおしてしまい、阿蘇山と祖母山の一日二座登山を行いました。他に久住山も積雪の中での登山となりました。この時は開聞岳⇒霧島(韓国岳)⇒阿蘇山⇒祖母山⇒久住山⇒由布岳の予定でした。九州百名山はその気になれば開聞岳と霧島(韓国岳)、阿蘇山と祖母山は一日二座の登山が出来ます。(但し、阿蘇山は仙酔峡ロープウェイを使いましたが現在は運行を中止している様です)開聞岳からスタートするのが効率的と思います。宮之浦へ行くのであれば最初がこなした方がよさそうです。

開聞岳、霧島(韓国岳)、阿蘇山(高岳)、祖母山、久住山

2009年8月   この年の夏のメインイベントとして以前から構想を練っていた北アルプス最深部黒部源流を3泊4日(実際は4泊5日)でテント泊縦走をしました。百名山の中で最も時間がかかる山を制覇しました。

薬師岳、水晶岳(黒岳)、鷲羽岳、黒部五郎岳

2009年9月   9月の三連休で南アルプスの荒川岳、赤石岳、聖岳の縦走を行いました。仕事の都合で1日スタートが遅れ、最後の聖岳はキャンセルして山を下り、1年後の2010年9月に聖岳・光岳縦走に変えて登頂を果たしました。

荒川岳、赤石岳

2009年10月  10月の連休に1日有休をたして新潟の妙高、火打、高妻、雨飾へ行く予定でしたが、新潟の天気が良くなかったので、前日に急遽、変更して中央アルプスに変更しました。予測は的中し、4日間全ての山が快晴に恵まれました。

木曽駒ヶ岳、恵那山、空木岳、御嶽山

2010年8月   北海道百名山登山に向かう予定でしたが、北海道の天気がずっと良くなかったので、前日に急遽、東北登山に切り替えました。北海道出発の前日のキャンセルであったので、全く未計画だった為、取り敢えず一座目を鳥海山に決めてスタートしました。前年の中央アルプス登山や東北登山のようにお主の登山では現地の天候により急遽変更する事もよくありました。全てワゴンの荷台の車中泊でした。

夏休み東北登山:鳥海山、月山、岩木山、八甲田山、岩手山、八幡平、早池峰、蔵王、(大朝日岳は雨天中止した)

2010年9月   1年前に実現出来なかった聖岳・光岳テント泊縦走に行ってきました。

光岳、聖岳

2010年10月  1年前に登る予定であった4箇所を再計画しました。雨飾は前乗りでの車中泊、火打、妙高は高谷池ヒュッテに宿泊、高妻も車中泊しました。

雨飾山、火打山、妙高山、(結果的に高妻山に代えて草津白根山)

2011年8月   この年は夏休みに加えて会社の勤続※年記念で一週間の休暇を貰えたので、夏休みと掛け合わせて観光を交えて二週間で北海道百名山9座完登をはたしました。

夏の北海道百名山登山/ダイジェスト:大雪山(旭岳)、十勝岳、トムラウシ岳、幌尻岳、雌阿寒岳、後方羊蹄山、利尻山、斜里岳、羅臼岳

2012年9月   会社が忙しかったこともあり、夏休みを9月にずらして確実に今年の夏休みで100座目の屋久島、宮之浦岳を狙えるように計画しました。宮之浦の前に事前に済ます予定であった飯豊山ですが、取りこぼしをしてしまい、99座目と100座目が逆転してしまいそうになるハプニングがありましたが、宮之浦に行く予定であった日に台風が襲来したため、宮之浦行きの日程をずらし、ずらして空いてしまった日程で飯豊山をこなすというドタバタでした。山から戻ってきたのは宮之浦出発の前日の真夜中でした。寝ずに最後の支度を済ませて早朝、空港に向かいました。

屋久島・宮之浦岳 日本百名山100座完登達成!:飯豊山、宮之浦岳

夏の長期休暇と秋の連休をメインになるべくとりこぼしをしないように確実にまとめて潰していきました。

と言ってもなかなか相性の悪い山もあり、甲斐駒ヶ岳は3回目のチャレンジ(一度目は出発時間が遅くなり敗退、二度目は降雪により敗退)、笠ヶ岳も出発が遅くなり急遽、焼岳に変更、高妻山は天気が優れなかった為、草津白根山に変更しました。越後駒ヶ岳、大朝日岳は天候不順にて取り止めて再チャレンジで登頂、飯豊山は一度目は初めての敗退、二度目で登頂を果たしました。

1日2座(3座)登頂

東北登山の際は、2日目の月山と蔵王山(月山山頂でデジカメが故障して結果として1座ずつ)、3日目の岩木山と八甲田山、4日目は岩手山と八幡平で1日二座登山を実施しました。早朝から一座目に登り、車で移動して午後にもう一座を回ります。その為、頂上近くまで車で登れる最短ルートであったり車での移動が楽なルートと掛け合わせています。

他に一日二座のコースとしては、大台ケ原・大峰山、磐梯山・西吾妻山、祖母山・阿蘇山・高岳、月山・蔵王山(熊野岳)、霧島・韓国岳・開聞岳(実際は雨で中止)などがあります。車を使った蓼科山、霧ヶ峰・車山、美ヶ原・王が頭の1日3座の登山も実行しました。

健脚向き日帰り登山

ロングコースの日帰り登山としては、トムラウシ山、幌尻岳、大朝日岳、平ヶ岳、笠ヶ岳、常念岳、空木岳、恵那山、越後駒ヶ岳、甲斐駒ヶ岳、雲取山などで日帰り登山を強行しました。特に笠ヶ岳は笠新道をピストンしましたがさすがに疲れました。

セット登山としては、白山・荒島岳、火打岳・妙高山、雨飾山・高妻山、燧ヶ岳・至仏山、甲斐駒ヶ岳・仙丈岳、北岳・間ノ岳、安達太良山・磐梯山・吾妻山などで、四国も登山を中心に観光を兼ねて剣山・石鎚山の2座を回りました。

縦走登山は南アルプスでは北岳・間ノ岳、荒川岳・赤石岳、聖岳・光岳、後立では白馬三山縦走、五竜・鹿島槍縦走、北アルプスでは槍穂縦走、薬師・水晶・鷲羽黒部五郎の黒部源流縦走、東北飯豊本山縦走、面白いとろこでは燧ヶ岳から尾瀬ヶ原を抜けて至仏山を縦走しました。

冬の雪の時期に行った山としては赤城山、雲取山、丹沢山、筑波山などで丹沢、筑波はともかく、赤城山、雲取山は軽アイゼンでも登れます。

2009年の夏場の登山シーズンは30座、2010年は夏場のシーズンは毎週どこかの山へ行っていて34座をこなしました。2011年は12座、2012年は3座と本当ならば2011年中には終わる内容でしたが、2011年以降はなかなか忙しくてなかなか行けませんでした。

費用の問題

百名山完登を目指して全国各地へ行くにあたり、やはり避けられないのが費用の問題です。よく完登にあたり費用がどのくらいかかるかと心配されたり、ネットで調べられたりする方がいらっしゃいます。正直な話、ナンセンスです。あなたの山行スタイルと私の山行スタイイル、住まい、おかれている環境と条件、山行ルートなどの好みによりかかる費用は全く違いますので、他人の費用を参考に聞いても無意味であると思われます。費用の前にどの様な山行スタイルで山に登るか?どのように登りたいか?です。

お主の場合、関西以西では観光の中で日帰り登山を計画して登っていましたので、一概にいくらかかったと言われても直ぐに答えられませんし、細かな性格でない限り、一回一回の山行がいくらかかったなど全て付けていないと思います。ETCの割引でいくらかかったかなどつけていないのでわかりません。年数も長くなるので、膨大費用を最初に貯めるのではなく、毎年、シーズンが終わると来年の計画たててその費用を貯めてはいかがでしょうか?

北海道、九州などの遠隔地には北海道へ一回、九州へ二回訪れています。もちろん飛行機で渡りました。幸いな事にその三回共に航空会社のマイルのポイントでの特典チケット(いろいろなポイントを航空会社のマイルに移行して貯めています)だったので無料でした。往復一回で約六万円前後はこれで浮いた事になります。細かく言えば、利尻島(片道飛行機)や屋久島へ渡る飛行機のチケットは支払いました。大きな支出としては、レンタカー代、現地高速代とガソリン代だけでした。

また、前述の通り、自家用車はワゴンだったので山行の場合は車中泊でした。レンタカーの時も同様です。現地のホテルや旅館、ペンションを利用しようと言うことになれば費用もかなり跳ね上がっていたと思います。北海道は約二週間近く滞在して日帰り登山をしていたので、もし、旅館に宿泊していたら多分、倍の費用がかかったと思います。

2009年、2010年はETCの全国一律1,000円の期間、夜間半額料金などは追い風となりました。四国や富山県の折立まで1,000円ちょっとで行った事を今でもよく覚えています。逆にガソリン値上がり、リッター180円、ハイオク200円弱まで値上がった時は、費用を浮かす為に自宅を早めに出て松本まで国道20号線で行った事もありました。

本来の山行を楽しむ

百名山を早く完登しようとするあまり、問題となるのが登山自体が義務的になってしまってつまらなくなってしまう事があります。ある地方に二度行かなくてもいいように行きたい、行きたくないに拘わらず、効率的に早くこなそうとするあまり、自分が行きたいところやコースと違い効率優先で義務的になってしまう点です。百名山をこなすためにという気持ちが先に立ってしまってただやってる感が出て来てしまう事があります。

その為に朝、天候が良くない時などはもどうも気持ちが乗れずに取り止めた事もありました。大朝日岳を天候が良くなかった為に取り止めましたが、結局97座目迄残ってしまいました。

季節だったり、天気だったり、山座同定だったり植物、動物、景色など登山を始めた頃に感じた本来の山の魅力に立ち返っていろいろな山を自分なりに楽しんで下さい。

理想的なプラン

  1. 11月、秋山シーズンが終わったら来年の山行に向けてどこに登るのか計画を立たてる                                                           . 
  2. 11月-12月、4月-6月、初冬、春に紀伊、関西、中国、四国、九州など雪の少なく、比較的低山あるこの地方の山を計画的に数年計画で潰していきます。
  3. 5-7月前半、残雪期、関東、甲信越などの百名山などを中心に潰して行きます。                                              
  4. 7月-11月、北アルプス、南アルプス、中央アルプス、上信越、南東北、北陸など夏山シーズンに夏期休暇などを利用してその年のメインイベントを計画する。最低でも各地区は場所ごとに次の回数に納めるのがベストです。                                  

北海道  ①利尻山、後方羊蹄山②大雪山、十勝岳、トムラウシ山、幌尻岳③雌阿寒岳、斜里岳、羅臼岳                                        東北    ①岩木山、八甲田山、八幡平、岩手山、早池峰②蔵王山(熊野岳)、安達太良山、磐梯山、吾妻山③鳥海山、月山④                 大朝日岳、飯豊山 

北アルプス  ①槍穂②後立山連峰③立山連峰④黒部源流⑤上高地周辺       

南アルプス  ①北岳、間ノ岳②仙丈岳、甲斐駒ヶ岳、鳳凰三山③荒川岳、赤石岳 ④聖岳、光岳⑤塩見岳                                                 九州  ①開聞岳、霧島(韓国岳)、阿蘇山(高岳)、祖母山、久住山②宮之浦岳 

 

お主はこの山にはいつ頃登りたいなどと季節も考慮して計画をしていました。たとえば、槍穂縦走はメインの夏休みに、立山連峰の雄山、剱岳、後立山連峰の白馬岳や五竜岳、鹿島槍ヶ岳、尾瀬の燧ヶ岳や至仏山などは夏休み前の海の日の辺り、鳳凰三山や妙高山、火打山、雨飾山や高妻山、会津駒、越後駒は秋の紅葉時期にと登りたい山と時期を考慮して計画していました。

どのようなスタイルで山行をするか? 夏の長期休暇をメインになるべくとりこぼしをしないように確実にまとめて潰してください。

 

無理な計画を立てずに自分登りたい時に登りたい山に登る事をお勧めします。もちろん、ある程度の妥協が必要な場合もありますが、自分の個性や考え方もある程度は優先して魅力のある山行にするといいでしょう。北海道でも東北でも四国でも九州でも観光と合わせたり、こだわりのコースで登ったりと自分のカラーを出して下さい。