おはようございます。株式会社ティオ代表、motown21主宰の山本です。
今日は、朝礼で会社を活性化するー1.朝礼は経営者の思いが表現される場、です。
朝礼で一躍有名になったお店がある。
それは「てっぺん」という居酒屋だ。
てっぺんの朝礼の目的は、次のように書かれている。
1.てっぺんで働くことの意味と価値を深め、本気を引き出す
2.元気を爆発させ、スーパーハイテンションにする
3.最高の結果を生むために、最高の状態をつくる
お客さまを、最高の状態で迎える心と体を、整えることを目的に
していると理解する。
こうした目的は、経営者の大嶋 啓介氏によって、作り上げられたものだ。
私は、改善指導の際には必ず朝礼から参加をする。
それは、朝礼が経営者の思いや希望、理念などが凝縮されていると
考えているからだ。この考えは間違っていないと、確信を持っている。
ある東海の会社は、独特のラジオ体操、同僚の善い行い・助けてくれた事柄、
各リーダーのスピーチ&連絡事項、全員との握手を行い最後に、今日も
元気で頑張ろうー、と大きな声で唱和して解散する。
東北の指定工場では、ラジオ体操、当番による一分間スピーチ、昨日の
実績と目標達成率、営業活動の報告と次回活動予定で解散する。
関西のある工場では、ラジオ体操、職場の教養輪読、当番の輪読の感想、
当番による一分間スピーチ、本日の入庫予定で解散する。
3社とも、程度の差はあるが経営者の訓話、伝達事項などがある。
こうしたプログラムは、経営者が基本を組み立て、多少社員がアレンジをして
出来上がっているのが一般的である。
経営者が朝礼のプログラムを組み立てるときに考えるのは、こんなことが
聞きたい、話したい、確認したい、教えたいなど経営者の思いが形になっている。
つまり、経営者の思いが詰まっているのが「朝礼」なのだ。
東海の会社は、CSっを重視し、そのことを朝礼の場で、同僚のCS活動を
他の社員が見つけて発表させている。
東北の会社では、目標に対する進捗を重視し、その実績発表と活動の内容を
発表させて、確認し適時対策等の指示を与えている。
関西の会社は、社員のレベルアップを主たる目的にして、職場の教養を輪読
させ、その感想を発表させている。また、一分間スピートを取り入れている。
その朝礼も同じプログラムを繰り返していると、マンネリになりせっかくの経営者の
思いが生かされなくなる。
そうならないためにも、朝礼の目的を明か肉捨て置くことと、運営をメリハリが
効いた進行が必要である。
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