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朝礼で会社を活性化するー2.朝礼の目的

2011年11月15日 | 経営・オピニオン全般

おはようございます。株式会社ティオ代表、motown21主宰の山本です。
今日は、朝礼で会社を活性化するー2.朝礼の目的、です。

毎朝15分の朝礼を1年間行うと、ザックリ66時間になる。
時給2,100円とするとなんと138,600円の賃金に相当する。
年間450万円の賃金とすると8日分になる。

だからと言うわけでもないが、朝礼が目的を失った儀式にしてはならない。
そのためにも、朝礼を行う目的を明確にし、社員に周知しておくこと。

朝礼は、経営者の社員や組織に対する思いが詰まったイベントだが、
一般的に朝礼には以下の目的がある。

1.仕事を行う気持ちを作り盛り上げる場
 私人から公人、つまり組織人に気持ちを切り替え、その気持ちを
 前向きにする場である。

2.参加者の意思統一を図る場
 社是、社訓を初め、経営方針、年度目標、行動指針などを理解させ、
 社員の仕事の目的を一つの方向に導いていく場である。

3.会社の動きを共有する場
 連絡・報告などの会社の動向、目標に対する実績の進捗や翌日
 以降の働き方、業界の動向、ライバルの動きなどを共有する場。

4.気づきを与える場(受ける場)
 連絡・報告、スピーチ、訓話、出来事などから新しい気づきを
 与えていく(受けていく)場。

5.安全行動を促す場
 安全・衛生に関する情報などを共有したり、今日行う仕事についての
 危険予知を全員で行ったりして安全行動を確認する場。

6.やる気を高める場
 部署や会社全体に対してプラスになる成果やアクションに対して
 全員で賞賛、激励し働く気持ちを前向きにする場。

こうした目的を持った朝礼を行うことで、お客さまを気持ちよく迎え、
喜んでいただく仕事ができるようになる。

そんな朝礼を目指していくことである。


株式会社ティオ
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