おはようございます。株式会社ティオ代表、motown21主宰の山本です。
今日は、引取納車を際立たせるー5.納車時におこなうこと、です。
納車時に行うことは、大きく分けて二つある。
一つは「代金受領」。もう一つは「納車説明」だ。
この二つに共通するモノが「納品請求書」になる。
納品請求書がないと「置き車」と化し、単にクルマを置いてくるだけで
終ってしまう。
で、後からフロントが電話で、整備した内容を説明したり、整備金額を
伝え、納品請求書を郵送することになる。
一度で済むことを、二回三回の工程を作って、行うことになる。
これほど非効率的なことはない。
そうならないためにも、納車時は必ず「納品請求書」を作って、それを
持参することだ。当然、領収書を持参し、代金をその場で受領すること。
これが、キャッシュオンデリバリ、つまり現金取引というものである。
長年のお客さまだから、そこまでしなくてもいいのでは、といった声もあるが、
現金取引と取引の長さは別のことである。
私は指導の時に、「納品請求書」が出来ていないものを納車しては
ならない、と強く指導している。
納車とは、依頼した整備内容に「納得していただき」そのことを、「現車」で
確認していただき、その対価として請求書を提示し代金を受領するのだ。
この行為無くして「納車」にはならない。
置き車をするから、どこを整備てくれたか分からない、とか、これで〇〇円?
少し高いのではないかなどと、疑問や不信を持たれてしまうのだ。
いずれにしても引取、納車を単なる「回送業務」として行うのではなく、
フロントが出かけていくとの同じ仕事として行うことだ。
結果的に、他社との差別化が図れることになるし、付加価値アップにも
貢献ることができる。
整備単価が下落の一途をたどっている今日、引取納車を単価アップの
切り札として、活かしてみてはいかがだろうか。
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