台湾台中おせっかい日記

2001年に台湾の台中へやってきた日本人女性が、好奇心丸出しで探した台湾グルメ、文化、風景をつづります。

老雪花齋 ~シェンタンガオ~

2010年03月19日 | 台湾のスィーツ

いつも手みやげを持って会社に来る添乗員に陳さん。
今日は、豊原の老舗菓子店「老雪花齋」の鹹蛋糕を持ってきてくれました。
豊原は、もともと台湾式餅乾や月餅など有名な菓子店が多くありますが、この店も、中秋節になると、多くの人が贈り物として買い求めます。

鹹蛋糕は、直訳すれば「しょっぱいケーキ」。
しょっぱいのは、紅葱と筍の粉と肉をいためて作った餡がはさんであるからです。
ケーキ部分は、蒸しパン。
このお店のものは、蒸しパン部分がざっくりとしていて、それが素朴な風合いで、いくつでも食べられる味です。お菓子というより、軽食ですね。

20世紀初頭、台中へ台湾鉄道の開通式典に来られた裕仁皇太子(当時)も召し上がって「おいしい」と言われたそうです。2日間しか持たないので、台中へ来られたら、隣の豊原まで足を伸ばして、ぜひ味わってみてください。

「老雪花齋」
     住所:台中県豊原市中正路212巷ー1號
     電話:04-2522-2713
     URL:http://www.lshj.com.tw


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