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亜婆井前地の媽閣路との交差点、龍頭左巷にはいってすぐ近くに、「鄭家大屋」があります。
ここも、2001年なって、マカオ政府が土地建物を買い取り10年近くの歳月をかけて修復され、一般参観に開放されたそうです。それまでは、100年くらい、鄭家の子孫が、この建物の内部を長屋のようにして多くの人が住んでいたそうです。
龍頭左巷に面した入り口。
看板が小さいので、見過ごすところでした。
入場料金無料ですが、毎週水曜日、木曜日がお休み。この日は火曜日。
マカオ観光は、観光名所の休みに気をつけないと残念な思いをしますね。
門をくぐってすぐ右側にある「土地公」を祀った場所。
小さなものですが、鄭家を守ってきたのでしょう。
19世紀(1800年代後期)、広東省出身の鄭観應氏が立てた広東式伝統民家のお屋敷。
建てられたばかりのころは、きれいな色彩だったことを思い忍ばせます。
時間が早いからか、観光客はまばら。
長屋時代は、多くの自とびとが夕涼みをしたであろう中庭広場。
井戸の後。
洋風な建物の中庭。
1869年に完成したという家の中心の部屋。「餘慶堂」
マカオの内湾を見下ろすことのできる高台に建つ屋敷からは、貿易や行き来のためにやってきた何百、何千もの帆舟が見えたそうです。
ここは、書斎でしょうか。
とにかく増改築を重ねた建物ということで、細長く、いろいろな部屋があって、不思議な空間です。
「鄭家大屋」公式サイト:http://www.wh.mo/mandarinhouse/cn/repair/
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